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2020年10月22日

傑作ルアーが今年廃番になっていた…久々の河川シーバス釣行

秋も深まりつつありますが、ようやく河川のシーバス釣行へ行ってきました。

今回は今年人知れずカタログ落ちした傑作ルアーが活躍することとなりました…



毎年10月の中旬位からの潮替わりで、

昼の潮と夜の潮の干満が逆転するんですが、

まだそこまで夜の潮も下がらないので、

ハイシーズンとはいえ意外と難しいのがこの時期の河川ウェーディング。

実際一昨年、去年の同じタイミングでの釣行では、坊主と一匹という貧果でした。。

自分は秋から春までウェーディングをやることが殆どですが、

春から秋の間に地形が変わってしまい、浅くなったり深くなったりで、

どこがどんな風に変わったか、という把握もしないとダメなシーズン初回の釣行。

ぼちぼち行けるかなというタイミングで入っていきますが、

想定よりも深くなったのか…実際の潮位が潮見表よりも高いのか…

やや恐る恐る入っていってまずは一番早く浅くなる方面のシャローフラットへ。

潮位が高いながらも一番水深が無くなる所へ来ると、

ちょうど留まっていたベイトが動き出す様子が見て取れ、

単発でボイルが出たので、すかさずスイッチヒッター105Fをキャスト。

ゆっくりベイトの動く方へ巻いてくると、幸先よくヒット♪赤
傑作ルアーが今年廃番になっていた…久々の河川シーバス釣行
サイズ的には60あるなしくらいかな。

今回からラバーネットを導入してみました。

ネットにフックが絡んだりすると時合いを逃してしまうので、

今まで通常のネットは持って行ってても極力使わないようにしていたんですが、

やはりラバーネットは手返しが良いですね。

で、この一匹をリリースして、直後2投目くらいかな、

シャローフラットから駆け上がりへベイトが動くのが見え、

シーバスの気配を感じたので、同様にアップからデッドスローで巻いてくると…

これまた狙い通りにヒットびっくり
傑作ルアーが今年廃番になっていた…久々の河川シーバス釣行
サイズ的にはさっきと同じかちょい小さいくらい。

狙いの時合いになる前に、幸先よくゲットすることができて怖い…

大体こういう時は後が続かないことが多いんですけど、悪い予感は的中sos

さっきのシャローフラットから移動して本流の流れが効くポイントへ移動しましたが、

やっぱりこの日の潮位だとシーバスのフィーディングスポットには入らないのか、

届かない対岸側でのシャローで単発のボイルはありましたが、

残念ながらアテがハズレてしまいました。

その後潮止まりでも風があるので、上流側からゆっくりラブラ125Fをドリフト気味に巻いてくると…

ヌーっという感じでヒットびっくり!

ボトム付近をデッドで流してくると、この時期喰ってくるんですよね…
傑作ルアーが今年廃番になっていた…久々の河川シーバス釣行
たぶん70くらいかな…口に掛かってるとそこまで手こずりませんが、なんせ重い汗


潮位が思っていたより高いのと、遠目に下流から上流をみると、

干上がってるような所があったので、潮位もちょっと想定より高く、

安全のためにも早めに上がって試しに岸から狙ってみることにしました。

中洲のようになっているのか、手前より沖がかなり浅くなっていて、

潮位が上がってきてもかなり浅い…

シャロー系ミノーでもボトムを擦ってしまうので、

ここでも飛距離が出てシャローをデッドスローで引けるスイッチヒッター105Fを投げてると、

期待通りにヒットしてくれました。

実績のない所でしたが、単発でボイルしたのが見えたので、

回遊してくるはずだと信じてやりましたけど、結果が出て嬉しい一匹キラキラ 
傑作ルアーが今年廃番になっていた…久々の河川シーバス釣行
やはりこの時期は浅場から落ちてくるベイト、戻っていくベイトを狙って捕食するので、

ひざ下~30センチくらいの水深をどれだけしっかり攻めれるかに掛かってますね。

どうしても流れの効く深い所を攻めたくなるんですが、それが罠なんですよねぇ。。

この後また数十分後にスイッチヒッター105Fでヒットしたんですが、

手前まで寄せて来て痛恨のバラシ…サイズ的にはこの日一番だったかなダウン

この後他のルアー(フリルドスイマー)でショートバイトがあったんですが、

ヒットには至らずに終了ぶーん

どシャローではちょっとした水深の変化で次々に魚の付くポイントが変わるせいで、

同じポイントでいつも釣れるわけじゃないのが難しいところですが、

今回は新たに岸から狙えるエリアを発見できたのは大きな成果でした。

で、その2日後、また釣行してきたんですが、

この日は新たに導入したフィードシャロー128を、開始一投目で、

前回同様ベイトが動いた方向へ引いてきて、まさかのヒットびっくり!

直後にエラ洗いでフックオフ…

その後は80センチくらいの鯉のスレ掛かりで往生したのみガ-ン

とにかくこの日はベイトっ気が殆どなく、シーバスの気配がさっぱり感じられずsos

岸から狙える新規エリアもこの日の水深だと浅すぎてダメでした…

たぶん同じ潮周りなら再現性はあると思うんですけどね。


冒頭に書いてたカタログ落ちしたルアーは、最初の釣行で4ヒットしたスイッチヒッター105F

これまで105Sの方をメインで使っていて、欠かせないルアーになっていましたが、

やはりフローティングで根掛かりを恐れずに使える105Fも、

干潟やどシャローの河川を遠投してS字の動きで誘えるという点で、

存在価値は大きかったのに…廃番は本当に残念です。

因みに、フックサイズを1番手上げるとサスペンド気味になり、

本当に唯一無二のルアーになったんですよね…

スイッチヒッター105はS、Fともに唯一の弱点として、ボディサイズに対してフックが#4で、

少し小さくフッキングミスが起こることがこれまで何度かあったのが、

上げることで105Fは弱点も克服できたのに…
(実際のところ自分は今回マルトの1092の#2をセットして使いましたが、
重量的にはST-46の#3とほぼ同じになります)


ほんとルアーってのは使い手がじっくり使い込んで、

使い所をマスターしてからようやく自分の武器としてローテーションに組み込んでいけるのに。

メーカーには一度リリースしたならば、1年や2年とか短いサイクルでカタログ落ちさせない、

というくらいの覚悟と愛用者への責任をもってルアーを開発していただきたいんですけどね。

その意味では、やはりタックルハウスが多少ルアーの値段は高くても、

長く支持され続けているのも納得です。

この度のスイッチヒッターの105Fに関しては、メーカーが使い方などの実釣動画を上げて、

販売促進に繋がる努力をしなかったのも大きいと感じます。

105Sに関しては飛距離が出てもゆっくりフォールするので、

流れの緩い河川でもドリフトさせることができる名作ルアーなのですが、

105Fに関しては、やはり消費者側もどう使っていいのか、

使い手を選ぶというか、初心者向きではないルアーだったことは否めません。

実際自分もこれまで105Sの方ばかり使っていたんですが、

ようやく105Fの強みを理解できたのに…


モンスターヒッターの156もフローティングの方が廃番になったし、

他メーカーではシマノのクー、エクリプスのランドラゴなどもあまり売れてないっぽいし、

恐らくフローティングのスイミングペンシルというジャンル自体が、

使い手にとっては取っつきにくい中途半端な所なのかもしれません。

でも、干潟とかひざ下くらいの水深を狙うのに、

シンキングと違ってアップからのドリフトでも根掛かりしないで引けて流せるルアーって、

きっと活躍の場があると思うんですよね、スレないアクションだし。

たぶん釣具店にも売れ残ってるのがまだ少しは見つかると思うので、

スイッチヒッターの105Fは、とにかく浅い所を攻めるのには一本持っといて損はないと思います。
(105Sの方が万能ではありますが)

因みに、スイッチヒッターでも105以外のサイズはアクションの質が異なるので、

名前は一緒でも全く違うルアーだと思った方が良いと思います。





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Posted by 竹 at 22:35│Comments(0)釣行記
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