2023年02月28日
ニュータックル入魂 ベイトフィネスでチニング&メバルプラッギング
厳寒期2月は例年アフターシーバス釣行がメインですが、
以前購入したベイトフィネスタックルを使用したくて、
日曜にチニング&メバリングで実践投入してきました。
去年の9月下旬にアブガルシアのベイトフィネスロッド、
STBC-792LT-KRというロッドを購入してたんですが、
その後、青物やシーバス釣行がメインで釣りしてたので使う機会が無く、
アルファスSVTWの購入もあり、今回がロッド&リール同時のデビュー釣行となりました。
購入前は新しく出たKR-Xプロトタイプのベイトフィネスロッドにしようか迷って、
実店舗でもチェックしてみたんですが、その時はAmazonのタイムセールの魅力に負けました
今回のポイントはチヌとメバルが狙える今年の初釣りで行ったポイント。
その際は水がスケスケでキビレは全く反応なかったんですが、
今回は小潮で日没から上げ潮のタイミングなので、多少濁りが入るかなと期待して。
最初はキビレ狙いからスタート。
22アルファスSVTW800Sのノーマルスプールに約半分のPE0.6号を100m、
リーダー3号を2ヒロ取ったセッティング。
(リーダーを長く取ってもトラブルなく快適に扱えるのはベイトならでは)
スプール重量はライン込みで14.53gとベイトフィネスとしてはちと重いが果たして…
(そういや最近アリエクで1/100gまで計れるスケールを¥500くらいで購入、
精度的にはそこまで高くないと思うけど、趣味用途なら多少の誤差はまぁOKかと)
ジグヘッドは3.5g、2.5gの自作AR-ジグを使用。
ブレーキ設定はどんなもんか分からないので10くらいからスタートしましたが、飛ばん
ブレーキ下げて投げてみるも、最近はスピニングしか使ってなかったのと、
ロッドの感覚も慣れてないのでバックラッシュ
SVって普通にバックラッシュするんやな…まぁこの軽さだからかもやけど。
ベイトリールにPE0.6号という細糸を使うのも初めてだったこともあるけど、
バックラッシュした際には絡みやすいし糸をほどくのも強く引っ張れないので気を遣う…
チニングには0.8号の方が良いかもな、って感じ。
その後ブレーキを色々弄ってみて、10だと飛距離が微妙、
9くらいが実用飛距離での安全圏、
8で普通にやれるけど多少サミングは気を遣う、って感じでやれることが判った。
(リールが軽いのもあってシングルハンドでキャストできた)
2.5gのジグヘッドにインチホッグの組み合わせで…
約3.8gくらい
今回はこれ以上軽いのは投げなかったけど、慣れるまでは少々難しいかな
ロッドがもうちょい柔らかければ投げやすいかなと思うけど。
で、キビレの方の反応は今回もなかなか無く、入魂は小さめのガシラで
ただ、このポイント昔はガシラ殆ど居なかったのに、
その後釣れてくるのは20センチ越える良型
ここじゃなかったら持って帰るけどな~って感じ
ガシラに混じってようやく本命のキビレがヒット
この時期のアベレージ37,8くらいのサイズ。
ドラグクリッカーを入れたこと&ワッシャー変えたことでドラグの効きが微妙になったかも
チヌの硬い口にフッキング入れるには結構ドラグ締めないとダメだけど、
フッキング時に一瞬出てもその後は出ない感じだから、
ドラグクリッカーあんまり意味無いかもな…メバルも基本ドラグあんま使わんし
この一匹の後、連発とはいかないまでも、
30~40センチまでのを追加
予想通り若干の濁りが入ってたので警戒心が緩んでたんじゃないかな。
裏に常夜灯のあるエリアでは近い所は反応出なかったけど、
遠投するとある程度常夜灯の灯りの影響が少なくて、口を使ってきた感じ。
今回は使わなかったけど、ガルプ使ってれば倍くらい釣れたかも。。
ロッドは感度的にはグラスが多いこともあってあまり良くはないけど、
バイトはしっかり感じられるし、ティップ部の硬さは食い込みも悪くなく、
バットパワーも割とあるので丁度いい感じ。
去年買ったプロックスのブチヌキミドルゲームはティップが硬すぎる感じだったので、
ティップのもう少し柔らかいロッドが欲しかったんですよね。
チニングの後はもう一つの本命メバルプラッギングにシフト。
レイズスタジオのシャロースプール(PE0.6号100mリーダー1.5号2ヒロ)にチェンジ。
10g切るくらいだったら良いんだけどな~って感じですが…
投げてみると当たり前だけど明らかに立ち上がりが速く軽快に飛ぶ
やっぱ軽いスプールは正義ですなぁ…
ブレーキ設定は同じくらいの8、9辺りで、
2~3g台のプラグが実用飛距離の20mほど飛んでるので、
ブレーキは欲張らずこのくらいで抑えといた方が良い感じかも。
ただ、チニングには丁度良かったティップがメバルには若干硬い感じ
このポイントは産卵が遅いみたいで、ちょうどアフターの時期っていうこともあり、
この日は前回よりも反応がかなり悪かった
恐らく産卵に絡まない小型サイズが2匹と
アフタ―と思われる20~22センチを2匹
ここは10センチ台が圧倒的に多いですけど、20センチ台も居るには居るって感じ。
場所的にキープするには気が引けるんでリリースですが。。
さっきまでキビレで使ってたタックルをスプール換えて使ってみた感じは…
この日かなり反応が悪くアタってもショートバイトで渋かったってのもありますが、
まず、リールのギヤ比が高すぎて早巻きになってしまう。。
ノーマルスプールは糸巻き量半分に減らして一巻き最大75センチになるんですが、
こちらはシャロースプールなので、最大巻き取り量の85センチ近くを巻いてる感じ。
それに加えて、ベイトリールはスピニングに比べてメバル用のプラグだと、
巻き抵抗がスカスカと軽すぎてどんどん巻けてしまうので、
どうしても早巻きになってしまいがちだと思いました。
バチを食いだせばそこまでスローに巻かなくても大丈夫かな、とは思いますが、
アミパターンの場合だと、かなり意識してゆっくり巻かないとって感じ
スピニングで使ってるC2000Sは1回転の巻き取り量が66センチとかなので、
そこまで意識してゆっくり巻かなくても丁度良い感じだったんですよね。
リール自体が重くなるけど、レボSXにAMOスプールの組み合わせで、
ライン量少なくして使った方がギヤ比とは良い感じかもなぁ。。
それとロッドに関しては…
チニングで丁度良かったティップがやや硬い
乗らないバイトはサイズが小さいのが多かったのもあるかとは思いますが、
アミパターンを想定した感じだとちょっと硬すぎる感じ。
これもバチを食ってる20センチ以上のサイズになってくると問題なさそうだけど、
バチ抜けのパターンからアミパターンに変わることも結構ありますしね。
キャストに関しても2g台のプラグは問題なくキャストできはするんですが、
もう少し柔らかい方が楽にロッドに乗せて投げられるだろうな~と…
今思えば、KR-XプロトタイプのXKRC-79LT-BFにしといた方が良かったかな
ややこしい所でパワーファイトするにはティップからベリーまで柔らかすぎるし、
パワー的にも頼りなく感じて止めたんですけど、メバルもやるなら丁度良かったかもな~
なかなかソルトベイトフィネスはスピニングみたいに選択肢が少ないので、
汎用性とか色々求めると難しいところですね
まぁこれからまた使ってみて、リールもちょっとベアリング替えたりとか、
手を加えたりしてみても良いかなと思ったり
今回は釣行記事とタックルのことを一緒に書いたので、
もう少し使ってみて、またインプレだけ別に記事にするかも。
次回からは例年厳しくなる3月のシーバス釣行に戻ります、が、
反応良くなかったら数年ぶりにノッコミのマチヌ狙いもやってみるかも。