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2023年08月03日

HRFPEのノーマルレベルワインド化&激安スプール&SLP19タトゥーラ用スプール導入

前回の記事の前、アコウ狙いで釣行しましたが、

釣果がガシラ一匹と貧果に終わったので、

以前購入したHRFPEのその後について書いてみようと思います。

前回のアコウ釣行では、アリエクで購入した、

(因みにAmazonでは¥4,580で売ってます)

あまりに安かったんでどんなもんかとそこまで期待してはいませんでしたが…

届いたものを早速軽量してみると、
HRFPEのノーマルレベルワインド化&激安スプール&SLP19タトゥーラ用スプール導入
サイトに載ってた8.8gよりもだいぶ軽いびっくり!
HRFPEのノーマルレベルワインド化&激安スプール&SLP19タトゥーラ用スプール導入
HRFPEの純正スプールの半分以下で34㎜径ながら、

完全にベイトフィネスの領域のスプールですね。

PE1.2号が100m巻けるってことでしたが、実際かなりパンパンで、

それでも実際たぶん90mくらいしか巻けなかった。。
HRFPEのノーマルレベルワインド化&激安スプール&SLP19タトゥーラ用スプール導入
ピットブルの4本縒りを巻いたんですが、

1.2号になると8本縒りに対して結構太くなる感じがしました。

0.8号くらいまでは8本縒りとそこまで差は感じなかったけど、

1号越えてくるくらいから表面の凹凸が大きくなるせいもあり、

徐々に太さに差が出てくるんでしょうね眠っzzz
HRFPEのノーマルレベルワインド化&激安スプール&SLP19タトゥーラ用スプール導入
糸巻き量が倍以上ではありますが、スプール重量も更に重量差が出てきますね。

少し話が逸れますが…

純正の方のスプール、一見するとなにもおかしくは見えないんですが、

実は普通にラインを巻くと何度やっても左右どちらか、

もしくは両サイドにラインが偏って巻かれる(真ん中が凹む)んですよね。

なので、途中でリールを傾けて巻いたり、
(ベイトリールは傾けて巻くと、下向けた方にラインが寄りやすくなる)

レベルワインドが端に行ったときにクラッチを切って通過させてまた巻いたり、

っていう苦肉の策で何とか気にならないレベルにまでなりましたが…

このラインが偏って巻かれる症状は、ネット上でも同様の事が言われてたので、

自分の個体だけではない模様。


この前の釣行の記事でも少し書いたんですが、

やはりハイスピードレベルワインドが悪さをしてるんじゃないかと思うんですよね。

というのも、つい最近ダイワの新製品のリールが発表されたんですが、

その中でソルティストっていうベイトリールがありまして、

HRFと同様のタトゥーラベースでこちらもハイスピードレベルワインド搭載なんですけど、

スプール形状を底面をフラットにしたPE専用設計になってるらしいんです。
(詳しくは上の動画内とダイワのソルティストのサイトを参照)

これってHRFPEみたいに恐らくハイスピードレベルワインド&ノーマルのスプールの場合、

PEの糸巻き形状が偏ったりいびつになるっていうのをメーカーが認識してた証拠ですよね。。

因みにスプール形状を純正と激安シャロースプールで比較すると、
HRFPEのノーマルレベルワインド化&激安スプール&SLP19タトゥーラ用スプール導入
激安シャロースプールの方がサイドから底面にかけての湾曲があまりなく、
(浅溝のせいもあると思いますが、そもそもPE以外厳禁スプールです)

純正の方が結構底面の両サイド部分にかけては湾曲してるのが見て判ると思います。
(実際普通にライン巻いてみても、激安シャロースプールの方がラインの偏りがマシでした)

この底面左右の湾曲部分のせいで両サイドに来た時にその分ラインが盛り上がる、と。

ただ、ハイスピードレベルワインドじゃないリールの場合、

そこまでラインの偏りなどはこれまで言われてませんでしたが、

なんでハイスピードレベルワインドでそのような症状になるのかを考察すると…

通常のスピードのものよりも左右に多く動くことになるので、

当然左右のスプールの端で切り替えしの回数が増えてしまうこと、

それと同時にクロスに巻かれるから。

左右の端は渋滞するけど真ん中は瞬時に素通りしてしまいますしね。

結果的に両サイドにラインが多く巻かれる現象がより顕著になってしまうんだろうと。

まぁソルティストでPE専用設計として出されたものが、

スプール両サイドの底面がフラットになったっていうのが何よりの証拠でしょうけど。


話がちょっと逸れましたが、前回の釣行で激安シャロースプールを使った感じとしては、

使用感はかなり良かったですね。

結構な強風で向かい風に向かってキャストしないといけない状況でしたが、

純正と違ってSV方式のブレーキになってて、しっかり効いてくれつつも、

純正よりも飛距離が出ているような感覚さえ受けました。

純正で使う際のブレーキダイヤル設定と大きく異ならずに使えた、っていうのも良かったです。

それと、当然ですがスプールが軽くなることによるレスポンスも良好。

ただ、これまで経験したことのないトラブルが複数回発生sos

PEラインがスプール内に挟まってバックラッシュガ-ン

最悪なことに何度目かでシャフトに絡んだせいかPEから高切れ…

これだけ聞くと安かろう悪かろうの欠陥商品じゃねぇか、と思われるかもしれませんが、

恐らくこれも先ほど書いたハイスピードレベルワインドによる、

ラインの偏りが原因だと思われるんですよね。。


まず、ラインを目いっぱい巻いていたっていうこと。

糸巻き形状はキャスト前はフラットにはなっていましたが、

キャスト後にはラインが左側にかなり偏った状態になってたんで、

次のキャストの際にスプール回転時にラインがスプール外側にはみ出て挟まったと。

なんで左側に偏ってしまったのかというと、

自分はリフト&フォールする際には右手で2フィンガーで持って、

中指でスタードラグを弾いて糸ふけ分を取るというワンハンドフリップをやってますが、


この時左手はハンドルを持たずロッドのバット根元部分を持ってやってるんですね。

効果としてはこの方が両手で持つので腕が疲れないのと、

ラインにも直接左手で触れることもできるので、

よりバイトやボトム感知の感度も良くなるっていうメリットがあります。

ただ、ハンドルが真下を向く状態になるので、そのせいでラインが偏りがちにはなるんですよね。

ハイスピードレベルワインドじゃないリールならそれでキャスト時にトラブルが起こったり、

って言うことは一度も無かったんですが、

このレベルワインドのせいで、

巻き取り時により左側にラインが偏りやすくなっていたんだと思います。

それに気づいて試しにハンドルを傾けずに注意してやると、

ラインの咬み込みも起こらなくなりましたしぶーん

じゃぁなんで純正のHRFのスプールで同様にラインがスプール内に咬まないのかというと、

HRFのスプールはスプールの両サイドが大きく斜めにカットされていることと、

それに伴い少しだけ糸巻き面も狭くなっているので。
(上のスプールの画像を参照)


で、今後の対策というか、

この糸巻き形状の偏りを解消するために、

レベルワインドを19タトゥーラの通常のものに変更することにしました。

上がハイスピードレベルワインドで下が19タトゥーラ他汎用のレベルワインド
HRFPEのノーマルレベルワインド化&激安スプール&SLP19タトゥーラ用スプール導入
見て判る通りハイスピードレベルワインドは溝の間隔がワイドになってます。

汎用レベルワインドがハンドル5回転ちょっとで往復するのが、4回転で往復します。

で、早速レベルワインドを交換してHRFのスプールにラインを巻きなおしてみましたが…
HRFPEのノーマルレベルワインド化&激安スプール&SLP19タトゥーラ用スプール導入
スプール底面の湾曲のせいか微妙な偏りはあるものの、

リールを傾けて巻いたりしなくても、ほぼ問題なくフラットに近い形状に巻くことができました。
(レベルワインド変更前の画像撮るの忘れて比較できないのは自分の落ち度です汗

激安シャロースプールもフラットに巻くことができたので、

ラインを巻きすぎなければ、たぶんこれでスプール内に咬み込む事も起きないだろうと…


ハイスピードレベルワインドでなくても、

これまでその他のベイトリールは問題なくPEで使用できてますし、

PEが食い込む時っていうのは、この前の釣行の時みたいにデカい魚が掛かって、

ロッドがのされたような状態でラインが引き出された時ですが、

これはハイスピードレベルワインドでも普通に食い込んでたので、

糸巻き形状の偏りとライン放出が暴れて若干悪くなるっていう事を考えると、

自分にはデメリットの方が大きいんじゃないかと判断しました。

(気のせいかもしれませんが、
前回バックラッシュした際にラインがだいぶ下の方に入ってしまって治し辛いように感じた)

恐らくHRFPEはハイスピードレベルワインドのままでも、

1.5号とか2号を巻けば、そこまでラインの偏りとかも酷くは無いのかも知れませんが、

1.2号4本縒りで200mギリギリの糸巻き量だったので、
(シマノの糸巻き量計測ツールでは225m巻けるはずでしたが)

1.5号巻いても多少マシになるかどうかってくらいかと。


それと、今後このリールを使うにあたって、シーバスにも使おうかなと検討していますが、

他の人のインプレを見ても、やはり表記の糸巻き量(2号150、1.5号180m)

は巻け無さそうだし、ソルティストのスプールが同じタトゥーラベースなので、

このスプールがHRFにハマるんだったら良いなとは思ったんですけど、

シーバス用途で使うには100番サイズでPE1.5号150m2号100mはちょっと少ないかな、

なんて思っていたところで、たまたまヤフオクを見てると、

SLPの19タトゥーラ用ナロースプール(ナイロン16LB100、PE1.5号213m、2号160m)

が結構安くで出てたので、これなら糸巻き量も充分イケるだろうと、

即決入札でゲットすることができました。
HRFPEのノーマルレベルワインド化&激安スプール&SLP19タトゥーラ用スプール導入
19タトゥーラ純正よりも2gほど軽くなってるので、どうせならこっちの方が良いですよねキラキラ 
HRFPEのノーマルレベルワインド化&激安スプール&SLP19タトゥーラ用スプール導入
カラーもレッドでリールとの違和感もなく良い感じです。

ブレーキがHRFのPEロングディスタンスチューン、

とは異なり通常のマグフォースZにはなりますが、

今度出るソルティストも通常のマグフォースZっていうことで、

恐らくですけど、あんまり違いが無いか、

もしくは通常のマグフォースZの方が飛距離が出るのかも知れません。

PEロングディスタンスチューンの方が良かったら、ソルティストもそれを採用するはずですしキョロキョロ

画像でHRFのノーマルスプールと比較してみると、
HRFPEのノーマルレベルワインド化&激安スプール&SLP19タトゥーラ用スプール導入
SLPタトゥーラ用スプールの方がインダクトローターがノギス計測で0.2mmほど薄くて、

バネも若干ですが硬いように感じました。

そう考えるとHRFの方がPEライン使用時を想定したやや安全マージンを確保した作りで、

ブレーキはしっかり効くけどタトゥーラ用スプールの通常マグフォースZの方が、

攻めた設定で飛距離が出る方向という推測で恐らく間違いは無さそうです。
(ネット上にHRFより19タトゥーラの方が飛ぶという書き込みを見た記憶がありますが、
恐らくハイスピードレベルワインドによる放出抵抗&ブレーキシステムの違いでしょう)

因みにスプール形状を見てみると、先ほどの激安スプールとの比較と同様、
HRFPEのノーマルレベルワインド化&激安スプール&SLP19タトゥーラ用スプール導入
HRFはスプールサイドのエッジ部分がより斜めに大きくカットされた形状なのが判ると思います。

ソルティストのスプールもこのエッジ部分に関しては見た感じ同様の作りっぽいですね。

まぁこのタトゥーラ用スプールもラインを巻きすぎなければ、レベルワインドを通常のものにしたので、

ラインの咬み込みに関しては大丈夫でしょう…


次回HRFPEを使うのはいつになるのか…

9月くらいに入って良型アコウが復活すれば良いんですけど、あまり期待できそうにないし、

秋のシーバスとなると結構先になりそうですね。。

激安シャロースプールは糸巻き量的にもチニングで使うにはバッチリハマりそうですけどねぶーん




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