ニューロッドでチヌ&アコウ

2014年08月28日 20:13

今月は色々と忙しく、なかなか釣りに行けずに更新も滞りがちでしたが、

暑さもピークを越して秋の気配が感じられる昨今、

今回は先日購入したアブのソルティーステージ KR-X黒鯛

SKS-832PL-AR-KRを携えて、シーズン終盤のチヌ(キビレ)と、

アコウを狙って行ってきました。


前回の記事のあと、盆釣行から全く釣りに行ってなかった訳でもなく、

家の近所のナマズ釣りには2回ほど行って来ました。


台風による大雨&その後のまとまった雨によって、川の地形が様変わり。。

トップで攻めれるところが2mくらいの水深に掘れてしまったり、

逆に土砂の流入で水が無くなったり…


おまけに最悪なことに、水利組合が堰を切ってしまった(これが一番痛かった)お陰で、

一番ナマズが濃いエリアが水が完全になくなってしまって、ポイント壊滅状態

今年のナマジングは終了…かな。

来年以降も復活するかどうか…非常に厳しい状況になってしまいました。

釣果の方は、



3匹ほど何とか釣れましたが、いずれも小ぶり。

最後のはクランクベイトやし…苦肉の策って感じです




で、ここからようやく本題に。

キビレもそろそろ良型は産卵で落ちていく時期、

今年は大雨や苦潮なんかがあったし、早くも太刀魚が接岸したりしだしているみたいなので、

海の中の季節は確実に進んでいるみたいな様子で、

結果から先に言うと、やはり良型は釣れず

小さいのはよくアタってきましたが。。


今回行ってみたのは恐らく1年以上ぶりに行く、石津川&石津漁港周辺。

チニングではメジャーなところなので、ポイント書いても差し支えないかな、と。

マズメからの上げの段階で、コツコツと良くあたってくるんですが、

どうも小さいのが多いのか食い込まない。


ようやく喰ったかなと思って掛けたのは、手応えからして35センチ位かな…

っていうサイズを予想してやりとりしてましたが、

上げてみると…



40オーバーの、しかもマチヌ

ロッドのパワーはかなりあるようですね。。

これならノッコミの50オーバーをテトラからガチンコで引きずり出すことも可能かも。


ただし…この川筋でこのサイズのマチヌが来るってことは…嫌な予感。

ここはほぼキビレのテリトリーですからね…


やはり予感は的中。

この後19時半~20時までの上げいっぱいまでで釣れてきたのは…



いずれも30センチくらいまで。

一番良い時間帯にこのサイズ&良型のマチヌが居るってことで、

やはり40オーバーのキビレは産卵落ちしてるみたいですね。

雨の影響で普段かなり濁っているのに、水が澄んでいたせいもあるかとは思いますが。。

この後このロングロッドを活かした遠投で狙ってみたり、漁港側でもやってみましたが、

小さいのが突くアタリしか出ないので、アコウ狙いにポイント移動。


そういや、この日は北風が7~9mも強風で、

新しいロッドを試すには結構厳しい状況でした。

アコウのアタリも糸がふけて取り辛い感じ。

前回来た時も強風&おまけに漁師のカゴが入れてあって釣りにならなかったんですが、

今回は投げてみても何も引っかからず入ってない様子。

こりゃ、何とかイケるかなと思ったんですが…


最初は最近ネットで見た「フリーショットリグ」を試してみました。



フォールによく反応するアコウの習性を巧みに利用したリグですね。

ただ、今回はまだちょっとイメージが掴みづらく、バイトも得られず。。

ここはピンポイントなので、広範囲を探るこのリグは向いてなかったか?

たぶん、食い気のある時合いを、時間的にも外してるからだとは思いますが。


実績のあるテキサスでやってみると、ショートバイトがあって、

合わせるも乗らず…惜しくもワームがズレて帰ってきました。

テキサスも数十投してショートバイトのみだったので、今度は目先を変えて、

アコウ狙いでは試したことのないキャロでやってみると…

痛恨の根掛かり…取れんなぁと思って引っ張ると、引っ張り返す?

思い切って合わせると…



新子のタコが

もう少し大きいと持って帰れて嬉しかったんですけどね。。

それにしても、まだタコイケるんかな?


この後キャロでまたショートバイトが出たっぽいので、ネチッこく同じ所を角度を変えて投げてると、

ようやく魚っぽいアタリ、アコウに間違いないと強引にやりとりしてゲット。



狙い通りアコウでしたが、サイズがこれまでで最小の23,4センチ。

大阪の漁業規定では25センチ以下はリリース推奨とのことなので、今回はリリース。

まぁこのサイズ一匹だけ持って帰っても…って感じですしね。。


時合に入ったかと期待して、またしばらく同様に探ってると、喰った!?

感触があって合わせたものの、直後PEからラインブレイク

糸がふけて判り辛かったですが…根掛かりじゃないはずなんですけど…残念。


釣行はこれにて終了。

今回は前日に結構な雨が降ったので、

チニングも足元周辺がクリアだったのと、アコウも水潮を嫌うらしいので、

そのせいで活性が低かったのかもしれません。


やはり活性の低いときは、ネチネチ、フワッとした動きが効きそうです。

アコウにキャロ、っていうのは、今後テキサスよりもメインで使っていこうかなと思いました。

フリーショットリグにしてもそうですが、錘が先に着いて、

その先のワームが漂う感じになるのは、この魚を狙う上では非常に有効な手段だなと。

今回新しいロッドでやりましたが、ロッドのことは次の記事に書こうと思います。



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