自作AR-RIGもどき&ノッコミ

2015年03月09日 23:24

最近雨が多いですね。

これも春が近づいてるということなんでしょうが、冷たい雨ばっかりですね。

さて今回は日曜、気温も結構上がったこともあり、

いい加減ノッコミも接岸しているだろうと行って来ました。

新たな自作リグも試してみようと..

あわよくばバチ抜けが起こってシーバスも釣れないかなと思ったんですがね


日曜ということもあり、釣り場には数人の釣り師が来られてました。

今日は会うだろうと思っていた常連hanmanさんとも案の定、途中でご挨拶


この日は21時前まで上げていく潮で、

キビレ狙いでは潮が澄んでいくので厳しい状況を予想してました。

逆にノッコミを狙うなら潮位が高いほうが好都合。

時間的には大体19時~21時の2時間、かなり時合いはシビアです。

それまでは自作リグを試しながら、バチ抜けの気配がないか周囲を見ながらやっていきます。


で、今回試してみたその自作リグなんですが…


ご覧のように前回最後にちょっと書いてましたが、AR-RIGに使われているような塩ビシートを、

ホームセンターの切り売りで売っているテーブルマット1mmで代用し、

スモラバ&ボンボンに付けてみたもの...です。

AR-RIGの根がかり回避能力は、フック剥き出しのリグの中では恐らく最強の部類だと思われますが、

なんせコスパが悪いのが難点

特殊な形状で値段が高いんでしょうけど、フック交換できないというのがこの釣りでは致命的。

場合によっては1匹釣って針先がダメになるということも多いチヌ釣りでこのコスパでは...



じゃぁ安ければ何も問題なし、ということで自作することにしました。

バス釣りの時に使ってたジグヘッドに塩ビシートを切って付けて、ラバーも巻いてみました。

これは底をズル引きするためではなく(それも可能ですが)、

ストラクチャー周りをリフト&フォールさせる際に、

ジグヘッド単体で使うより沈下速度を遅くするためです。

結果的に喰い込みも比重が軽いほうが良くなるので。

底をズル引きするだけなら、ラバーが無い方が底質を感知しやすく、感度的には良いと思いますが。
(細めのラバーならほぼ影響無いです)


で、使ってみた感想は...予想より結構良い感じ

本物同様リトリーブするとブルブルとウォブリング、(ローリングかな)アクションを起こして泳ぎます。

まぁこの派手な波動自体は低活性時のキビレには有効なアクションじゃ無いと思いますが...

根掛かり回避は期待通りで、テトラにスタックすることもなく、

引っ掛かっても軽く煽れば外れてくれました。

自作ボンボンの方に付けたものも同様に、

オープンエリアは当然ですが、テトラ周辺でも引っ掛かること無く綺麗に回避してくれました。


ただこの自作ARリグもどきは、やや本物に比べると塩ビシートが硬めなので、

丸呑みした際のフッキングには難がありそうなので、

もう少し柔らかめのものが何か無いかな、と思ってるところ。

良いんじゃないかと思ってるのは、小学生くらいの時に使った軟らかい下敷きとか。

あと最適なシートの形状、ジグヘッドやボンボンの形状など、まだ試作って感じで、

これから機会があれば色々試してみようかと思ってます。



釣行の方に戻って...

19時過ぎてやや焦ってきたところ、

先のリグを使って、ようやく砂地で喰い込むアタリが出てヒットしたのは...



なんと20センチほどのハゼ

チニングの外道では初めてですね。

ここ1ヶ月ほど、よく周辺で鵜が潜ってなにかを食べているのは、恐らくこのハゼでしょう。

風裏で水温も安定していて、塩分濃度的にもちょうど良く、

ハゼの越冬場所になっているんでしょうね。

流れが効けばアフターのシーバスも釣れると思うんですが、

今までボトムを探って釣ったのは一匹だけ...狙えば釣れるかも知れませんが、

明暗も流れもほぼ無いので、闇雲に投げるしか無く確率的に低いかなと。。

あとカゴ網が仕掛けてあったりするのが一番のネック


潮位が高くなってきた20時前くらいに本命のエリアへ。

ここからは実績のあるオカッパリヘッド&ベビードラゴンに交換。

回収しようとした時にすぐ手前のテトラ上でアタり、喰い込みとフッキングが浅かったせいか、

数秒でバレ...手応え的に40くらいのマチヌに違いない


でも周辺に数匹居るだろうと...次の一投ですぐに喰ってきました。

47センチの良型。

今季ようやく40オーバーのノッコミです。


腹はまだそんなに膨らんでないので、前回同様入ってきて間もない個体のようです。

腹パンになればまだまだ引きは強くなりそうです。

やっとMHのロッドの真価が試される時が来ましたね


同様にその次の1投でヒット


次も本命ではありましたが...30センチに満たないようなサイズ..

今年はちょいちょい小さいのも釣れるのはどういう訳でしょう。


ポイントの奥まで行きましたがその後は反応なく、折り返してくるところで...


綺麗な42センチをゲット

こちらもまだ殆ど腹は膨らんでない感じ。


潮が下げに入って来たタイミングで、何となく嫌な匂いがしてきたと感じて、

回収したルアーを嗅いでみると...何とも言えない薬品?猫の小便のような強烈な匂い

キャスト毎に臭うので、何かしらの工場廃水が下げの潮で湾奥側から流れてきた様子。。


時間的にもそろそろラストか...というところで


34,5くらいのが喰ってきました。

ノッコミ期にこれくらいのサイズが釣れることは今まで無かったんですがねぇ。。

このくらいのサイズでも産卵に関わるんでしょうか。


この後キビレ狙いに切り替えてやってみましたが、1回も突付くアタリさえ無く終了しました。

明らかにあのヤバい水のせいでしょうね

昨日濡れたところがまだあの猫の小便みたいな臭いが付いてます。。

これ相当ヤバい廃水流れてるっぽいですね

こんなところで穫れた魚...どっかの誰かが食べてるんですから、知らないって本当怖い


この後河川でシーバスが居るかなと見に行ってみましたが、

既に流れもかなり緩く、ルアー1個ロストしてやる気失せて引き上げました

まぁ今回は新しいリグも試せたし、ノッコミも釣れたんで良しとしましょう。




ジャッカル(JACKALL) ベビードラゴン ソルト2 クロダイ


ノッコミを狙うならやっぱりこれですね。


関連記事