2025年04月23日
激安ベイトリールSERSIRのMegacuda購入&実釣インプレ
季節外れの暖かさが続いているので、
今年は例年よりちょっと早めですが,
シーズン初ナマズ釣行に行ってきました。
新しいリールを購入したのと他にも試したいものがあったので。
普段ナマズ釣行の記事はあまり書かないですが、
リールやタックルのインプレをメインで書いてみます。
普段ナマズ釣行にはダイワの17タトゥーラ100とアブのレボ4SXを使っていて、





そういや先ほど少し書いたSougayilangのPE4号8本縒り(5号相当)ですが、



特に不自由しているわけではないですが、
アリエクで人気のリールがちょっと気になってたんで買ってみました。
それがSERSIRというメーカーのMegacudaというモデル。
スペックの方を気になる方は上のリンクからチェックしてもらえばと思いますが、
サイトに載ってない事を含めて簡単に書いときます。
最初に書いとくと、ベアリング数11個は無いですね

ハンドルノブは一個づつなので、9個で最大11個という感じ。
特徴としてはボディがアルミフレームでPE5号が100m巻ける深溝のスプール(35.5㎜径)に、
(このサイズのスプールにしては結構軽い)
100㎜のアルミハンドル(アブっぽいハンドルノブ)が付いてて剛性重視っぽい点ですね。
ただ、書いてある最大ドラグ力15キロは無いでしょうね

ドラグワッシャーが4枚入ってたので、それなりにドラグは強いとは思いますが、
良いとこ半分ってとこでしょうか、まぁ充分ではありますが。
ギヤ比は6.5:1のみでナマズやタコには丁度良いかなと思って購入しましたが、
とにかく何と言っても値段ですよね


コインとかクーポンを使って¥3,000切る激安でした。
まぁこの安さなんで、イマイチな所もありますが…
巻き心地に関しては箱出しでも結構良い感じでしたが、
確認の為に分解すると中華にありがちな青色のグリスが塗ってたんで、
シマノのグリスに変えてみるとよりスムーズになりました。
安いリールにありがちな、ハンドルの逆転ガタも殆ど気にならないレベルで、
これは値段考えるとかなりのコスパだなと。
ただ、ハンドルノブに関してはクリアランスが大きくてガタがあり、
ノブ形状もアブのものよりもやや巻きにくいので、
ノブだけかハンドルごと交換した方が良いかな。
実釣前に他に気になった点としては、
フレーム前面のカバー部分が指で押したらペコペコと曲がるくらい軟なプラスチックなとこ

まぁここは国産リールでもプラですけど、もうちょいなんとかならんか。。
あとは、早速PE5号相当(これも新しく買ったSougayilangという中華PEの4号)
を巻いてみたんですが、
スプールとフレームとの距離が近すぎてラインいっぱいまで巻くと接触するかギリギリ

こりゃあんまり満タンまで巻かない方が良さそうですね…
ボディとサイドカバーのカーボン樹脂の間にも隙間があったり、精度もイマイチです。
で、ここからは実釣を交えたインプレを。
ナマズの方はやはり思った通りまだ産卵を意識して遡上してくるエリアまでは来てないようで、
羽根モノには反応がイマイチでしたが、それでもカップ系には素直に反応してくれて、
数もオートリリース含めたらツ抜けの釣果でシーズン開幕を良い感じで終われました。

まぁこれだけ釣れるのもまだ水を堰き止めてないエリアが多く、
釣り出来るポイントが多いお陰でもありますが。
この日は水が少ないポイントが多いせいで、
川に沈んでいるゴミに結構引っ掛かって無理やり引っ張って回収ってことが何回もありましたが、
(結局持ち上がらず川の中に下りたりして回収したりしましたが
)

新品ということもあるとは思いますが、強度的にはかなりのもので、
今まで使ってた国産のPEだったら切れてるやろなって感じでも切れなかったのは凄いなと。

アリエク内でのよりどりのコーナー(3品購入で送料無料)で買えるPEですが、
日本人でも結構リピーターが多いみたいですね。
価格は結構変動しますが、購入時は4号300mで¥540と激安でした。
太さに関しては日本製よりも明らかに太いので、
最低でも1ランク下の号数を選んだ方が良いと思います。
というのも、最初5号80LBっていうのを選んだら明らかに太くてサッパリ巻けなかったんですよね。
シマノのサイトで巻き量から太さを計算すると、6号~7号の間くらいでした。
で、4号を注文したところ、日本製の5号100mとぴったり同じ巻き量だったんで、
最初からやはり1ランク下のを注文するべきだったなと

細い号数はどうか分かりませんが、
太い所は強度的にも問題なく充分使えるなと思います。
それと、他にも今回新たにフィッシュグリップも購入して使ってみました。
2年前から愛用している通称コピーバンドと同じっぽいものが、
これも1000円ちょいくらいの激安で出てたので予備で買ったんですが、
パッと見は全く一緒なんですが実際は別物でした

(上が今まで使ってたコピーバンドで下の赤い奴が今回買ったもの)
パッと見は同じもののように見えますが…
コピーバンドが重量140gに対して赤い方が170gと重く分厚くなっています。
それと、ツメの部分の形状が異なっており、
赤い方はかなり分厚く太い形状になってます。
このお陰でフックが掛かった鯰の口にツメ部分を入れるのには結構苦労しました。
グリップした際も顎に食い込んでダメージを負わせやすい気がしました。
それとリリース時もツメ部分が鍵状に引っ掛かってスムーズに離せなかったり…
あと、コピーバンドの売りでもある後部の可動部分の作りが雑で、
可動部分が手に食い込むくらい動きすぎたり、
ネジを締めこむと干渉して稼働しなくなったりと、ちょっと残念な感じでした。
予備で買ったはいいものの、実際使うには口が大きくて頑丈さが必要な青物くらいかな…
中華のパクりものは大抵同じものが色んな業者から売られてるんで、
てっきりこれもコピーバンドと全く同じものだと思ったんですがね

このグリップは安いけど買わない方が良いと思うんでお勧めしません。
リールのインプレが途中になってしまいましたが、実釣後の感想を。
まずキャストしてみた際のスプールの振動というか唸りがデカくてビビりました

多少はダイワやアブのリールでもブーンッっていう音はしますけど、
このリールは比にならないくらいうるさかったです

飛距離はスプール径が大きいせいか悪くはないといった感じですが、
キャストフィールが悪いのであまり飛んでる印象は無いですね。
実際普段使ってる17タトゥーラ100と同等くらい飛んでる感じですが、
オーバーハンドでの遠投よりもサイドやバックハンドが多いナマズ釣行の場合は、
スプール重量が軽くてもやはり34㎜径の方が投げやすい感じ。
それとブレーキが少し弱いですね。
このリールはマグダイヤルが0~18まで調整できるんですが、
14とかくらいまで上げないと結構バックラしやすいピーキーさがありました。
この点に関してはマグネットの磁力が少し弱いみたいなので、
交換すれば解決しそうではありますが。
(ちなみにサイズは2×5㎜)
ただ、ピーキーに感じたのは恐らくメカニカルブレーキが緩くて、
これが勝手に緩んでくることにも関係してるかも知れません。
実釣前から緩さは感じてましたが、クリック音が付いてるタイプなので、
勝手には緩まないだろうと思ったんですがね。
もしかしたらスプールの振動が大きいのでそのせいでメカニカルが勝手に緩んでるのかも!?
とりあえずメカニカルが緩まないように対策をしようと思います。
と言っても、いつもみたいにセメダインのスーパーXを塗るだけですが

それと最後に、まだ買ったばかりなんですが、
ハンドルを急に止めたりジャーキングみたいな巻き方をしたらガーっという音
(クラッチが滑るような症状)がもう出てます。
クラッチヨークの削れやピニオンの摩耗とかで起こるらしい?みたいなことは聞きますが、
さすがにこれはちょっと今後ヤバいかも

激安だけにちょっとくらいのことは目を瞑らないといけないとは思いますが、
改めて日本メーカーのリールって細かい所までよく出来てるんやな~と実感しました。
このリールは今後イマイチな所を改善できるかやってみて使っていこうと思います。
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