2024年04月09日
DOVIELLO/SOLOKING ACURA HICC-50PRO購入&実釣インプレ ベイトフィネス
前回の記事から1か月以上もブログを放置することになるとは思いもしませんでしたが、
恐らくブログ書き始めて初めての事かも…
というのも、3月は河川にシーバス狙いに3回ほど行ってきたんですが、
本当に渋くて坊主の連続で心折れてました。
1回の釣行では3バイトほどあったんですが、
すっぽ抜けなどフッキングが決まらず、その他の釣行ではバイトすら無しという惨状

気持ちを切り替えて港湾部に調査に向かうものの、
こちらでも何も無しの撃沈…天候の関係もあったり、
釣行回数も多くはありませんでしたが、3月は本当にダメでしたね。
河川へ入ってくるシーバスが本当に少なくなったようで、
過去5年ほどの積み重ねがゼロになったような感覚です。
で、釣れない日々を過ごしていた間に新しいリールを購入してたんですが、
4月に入りようやく使う機会があったので釣行記事と合わせてインプレを書いてみようと思います。
来るべき春のメバルシーズンに向けて今回購入したのが、






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DOVIELLO/SOLOKINGのACURA HICC-50PROというベイトリール。
TSURINOYAのダークウルフウルトラのボディを使った派生モデルの一つですが、
本家よりも値段が安く派生モデルの中でもこのACURAが一番コスパ面で優れています。
(因みに動画内のモデルはマイナーチェンジ前のもの)
こちらのリールはアリエクでバカ売れしている中華製の所謂ベイトフィネスリールで、
少し前にギア比7:1のものを購入して結構気に入ったんですが、
その後アニバーサリーセールがあって長らく欠品していたギア比8:1が丁度入荷したので、
替えスプールが欲しかったのとパーツの予備にもなるかと思って追加購入しました。
価格は結構変動が激しく、通常は5,000円台くらいで売られてますが、
(今見たら7~8千円台になってた
)

アニバーサリーセールでは3,800円くらいのたぶん過去最安で買えました

このリールは浅溝だけのスプールと深溝も付いたものを選べるようになってますが、
ラインキャパが4LB100mと倍の200mになっており、
正直深溝のスプールはこのリールの性質上、使用用途があまりないので、
出来れば浅溝を追加で買えれば良いのにな~と思いましたが、
深溝追加でも¥500円+くらいなので、まぁ何かしら予備では使えるかも知れません。
深溝にラインいっぱいに巻いたらスプールが重くなって軽いものが投げづらいかと。
スプールは初期型からスプールシャフトが短くなって軽量化され、
スプール径30㎜で重量が浅溝5.5gに

深溝で7.3g
ボディはカーボン樹脂で135gと軽く出来ており、
チープさはありますが指で押してみてもフットのたわみはさほどないですね。
まぁそれでも金属ボディに比べればだいぶ剛性に差はあると思いますが、
以前購入したKastkingのプラボディのリールはかなりたわみが大きかったので、
やはりプラ製よりは多少強度はあるみたいですね。
巻き心地は最初買った7:1の物はまぁ悪くはないなという感じでしたが、
何度か分解したりしてるとギヤ感が手元に伝わってくる感じに…
ハンドル逆転ガタも若干ある感じで、
後に買った8:1の方がノイズが少なくハンドル逆転ガタも無く、
後に買った方が当たりだったかな。
まぁ後に買った8:1はマグブレーキのダイヤルが緩くて、
シムを入れて調整したり、先に買った7:1はメカニカルが緩かったので、
Oリングの嵌まる所にセメダインのスーパーXを塗って抵抗を上げる調整をやりましたが、
(ハンドルノブのシム調整もしました)
やはり中華製リールは精度面や個体差が大きいので、
通販でしか買えないという面も含めてこの辺は妥協点として仕方ないところですかね。
購入前の情報としてマグブレーキが弱いという人も居るみたいだったので、
(マグ強めならそのままでも使えそうでしたが)
ネオジム磁石を1.5㎜から2㎜のものに5個ほど入れ替えました。
購入したネオジム磁石が10個入りだったので、2台に5個づつ別けて。
このリールの注意点というか、通常とは異なった所としては、
スプールベアリングを嵌めるのに、極小のCリングを使って外れ止めにしてる点。
こちらの動画では極小のピンセットで上手い事外していますが、
正直これはあんまりやりたくない作業ですね

なんでこんな仕様にしたのか謎です

ここからは実釣でのインプレですが、
今回はロッドも中華のTSURINOYA、DEXTERITYⅡC722ULに合わせて使いました。
シーズン初のメバル釣行でしたが、最近暖かい日が続いていたので、
良い感じにプラグでボコボコ釣れるかな…と期待したものの、
この日は予想外に渋くて表層でのプラグには殆ど反応しない。。
おまけにテトラ帯すぐ近くにおびただしい数のボラの群れがいて、
プラグだとスレ掛かったりしてかなり厳しい。
仕方なくレンジを下げてジグ単で狙うことにしましたが、
最初は重量のあるグラスミノーMのジグ単で、まずまずのサイズが釣れてくれましたが、
その後潮位が下がるにつれて、このサイズのワームでは全く口を使わなくなり、
サイズは選べませんが、ジグヘッド1gくらいでワームも小さめのを使うことに。
去年使ったアルファスSVTWに軽量スプールの組み合わせでは、
1gくらいのジグ単は正直キャストが厳しく殆ど使うことはありませんでしたが、
この重さが使えるってのは渋い時にはありがたいですね。
その後ポツポツと釣れる感じで、何とか20センチ以上のキープ分も数匹確保できました。

ロッドが柔らかいので50センチくらいのシーバスでもテトラ帯ではかなりスリリングですが、
あんだけ3月は釣るのに苦労したシーバスやのに…なんか複雑です。。
ただ今後シーバスが混じる事が多くなるので、
このロッドだと明らかにパワー不足なので、このポイントでは使わないかな。
そうなると軽量ジグ単も使えなくなるし…悩ましいところです。
リールの作りや剛性面に関してはまぁしゃーないかなと妥協する部分もありますが、
キャスト性能に関しては国産ベイトフィネスリールと何ら遜色ない良い感じで、
総重量1gから使えるってのは本当ですね。
今回使用したロッドのキャパが1gからなのでギリギリな感じですが、
もう少し下限が低いロッドならもっと快適にキャストできると思います。
スプール径30㎜なんで1g以下になってくると正直厳しいと思いますが、
まぁ1g以下になってくると、そもそもあまり飛距離が出せないですしね。
そんなわけで、1gが投げれるベイトフィネスリールとしては、
破格の値段で買うことができる、入門機としてはオススメ出来るリールかなと。
アジ&メバルやトラウト用には良いと思いますが、
チヌやシーバスもとなると剛性面でどうかな~という感じ。
まぁ釣れるには釣れると思いますが、すぐに巻き心地が悪くなる可能性があります。
値段考えればそれでも十分かもしれませんけどね。
傷ついたりなど扱いは気兼ねなく使える値段なので、割り切って使う分には良いと思います。

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