2023年04月11日
ツリノヤ DEXTERITYⅡC722UL&アルファスSVTW KKRディープスプールT37購入
前回の投稿からかなり経ちましたが、
釣行の方にはなかなかタイミングが合わず、
先週一度チヌとメバルの開拓へ行ってきましたが、
サッパリ何も無しだったんで記事にしてませんでした。
で、少し前にアリエクのアニバーサリーセールで、
また新たなタックルを購入したので、それをちょっと紹介してみます。
まずはロッドを購入しました。
割としっかりとした円筒状の段ボールで、発送から5日ほどの早さで届きました。
モノは日本でもそこそこ認知度のあるツリノヤのDEXTERITYⅡ C722ULというモデル。
(詳しくはリンク先へ)
所謂ベイトフィネスのロッドですが、
日本人で誰も評価付けてないので購入は自分が恐らく初めてかも。
なんでわざわざ中国からロッドを取り寄せたのかってとこですが…
やはりこのジャンルは日本ではニッチなので、比較的安価で丁度いいロッド、
っていうのがあんまりないってのが実情なんですよね。
ソルトベイトフィネスのパイオニア的存在であるアブガルシアくらいしか、
このジャンルのロッドを数出してるメーカーは無いので
で、ちょっと前に黄色い店の新品特価でアブのソルティースタイルの702ULSというモデルが、
7千円台で売ってて衝動的に買っちゃおうかと思ったんですが、
チェックしてみるとソリッドティップ部分が横に曲がってたので取りやめ。
去年買ったソルティースタイルの792LTよりも、
ティップが柔らかめのロッドが欲しいなと思ってたんですが、
ちょうどアリエク見ててDEXTERITYを発見したんですよね。
同じツリノヤから出てるELFのAJINGっていうモデルとかなり迷って、
色々ロシア人とかのyoutubeとか観てたんですが、
(DEXTERITYはⅡの方の動画はあまり無かったけど)
結局見た目とELFよりもライトよりかな?と思って選びました。
DEXTERITYが1~5gに対してELFは0.6g~7gって表記で、
スペック的にはELFの方が良さそうだけど、
見た感じ張りが強そうでこの表記はベイトじゃなくてスピニングやろ!?って気がしたので。
ELFはロッドにAJINGって書いてるのに漢字で根魚とか書いてるし
安すぎるロッドだと後でガイドとか換えたくなってかえって高くなったりするのがオチですが、
このモデルはFujiのアルコナイトリングのKガイド、スケルトンリールシートを採用。
ガイド径もアブのものよりもマイクロガイド過ぎないセッティングで良い感じ。
アリエクのアニバーサリーセールのタイミングだったのとクーポンコードも使えたので、
送料込みで8千円くらいと通常よりもかなり安く買うことができました
ツリノヤの店だとアニバーサリーセールの値引き対象になってなかったので、
他の店から買うことができたのもラッキーでしたね。
トップガイドから40センチくらいソリッドティップですが、
恐らくグラスじゃなくカーボンソリッドのファーストテーパーでダルさはあまりなく好みの感じ。
バットは細いのでそこまでパワーは無さそうですが、メバルくらいにはちょうどいいかと。
ロッドに加えて、発売されたばかりでこちらも恐らく日本人で自分が初めて購入したと思われる、
アルファスSVTW用、KKRのロングキャストスプールT37を購入しました。
恐らくKKRってメーカーは以前通称カメレオンスプールってのを作ってた業者じゃないかと
ベアリング込みで約4.8gと驚愕の軽さ
穴あきスプールじゃないので極限まで薄肉にしてあるんでしょうね…
当然ながらナイロン、フロロは使用厳禁のPE専用です
ベアリングは外してないんですが、軸が4ミリなので、
恐らく4×7×2.5に側をかぶせてある感じの、
所謂マイクロボールベアリング仕様で球はセラミックボール。
インダクトローターは可動式じゃなくシルバークリークエアみたいな固定式。
SVパーツ分が無いだけ軽量にはなりますね。
実はこのスプール本当は買うつもりじゃなくて、
浅溝の穴開きスプールを買うつもりで注文したんですけど、
残りあと一個になってて嫌な予感はしつつも注文できたので良かったなと思ったんですが…
やっぱり後になって「在庫無いからこっちのスプールにしてくれへんか?差額は要らへんから」
って言ってきてしゃーなしに購入したんですよね。
「浅溝がいつ入荷するんや?」って訊いたら、
「もう暫くは作らない、深溝の方が高性能やから」みたいに言ってきたので。
このスプール普通に買ったら9千円くらいする中華製にしちゃ高いスプールなんですけど、
浅溝の穴開きスプールの方が7千5百円くらいで、
そこからアニバーサリーセールの値引きがあったので、
実際の購入価格は6千円しなかったので、手違いがあったとはいえ、
だいぶ安く手に入って結果的にラッキーでした。
このスプールPE1.2号150mのラインキャパでベイトフィネス用途としては深溝過ぎる、んですが、
ラインの巻き量を抑えればむしろ良いんじゃね?かと。
純正スプールも糸巻き量抑えればフィネスで使える、って謳ってますしね。
使う糸巻き量だけにすれば超軽量スプールの軽さも維持できますし、
(因みにPE0.5号を100m、リーダー3ヒロ巻いても約6.1gほどの軽さ)
スプール内径は28ミリなので、ライン巻き量をもっと抑えればかなりのところまでイケそう
深溝でラインの巻き量を少なくすることのデメリットは、
1回転あたりの巻き取り量が少なくなることと、遠投時の飛距離の低下になると思いますが、
自分のはギヤ比8.5なのでレイズスタジオの浅溝を使った際には、
メバルには巻き取り量が速すぎて逆に使い辛かったので、むしろちょうどいい感じに。
PE0.5号を100mほど巻いた一巻きの巻き取り量は約70センチくらいでした。
飛距離に関しても、アルファスエアのようにダイワでは28㎜スプールとかのモデルもあり、
ベイトフィネスでそこまで遠投する釣りではないので、さほど大きな低下は無いんじゃないかと。
(むしろローター固定のせいで伸びが無くなって影響して来そうな気がする)
そう考えると、むしろ超軽量で中深溝スプールって使用用途の幅は広くて良いかも知れませんね。
まぁこんな仕様のスプールはこういう業者じゃないと作らないでしょうけど…
で、このスプール実際に見た感じ、どうも純正よりもナロースプールになっているような
比べてみるとやはり純正スプールよりも幅が狭い。
スプール入れ替えた際にはゼロポジション、キャスコンの調整が必要になります。
外幅は純正より約0.2~0.3㎜ほど狭く、
糸巻き面の内幅が純正18㎜に対して16.5㎜と、
1.5㎜もナロー化されてますけど、糸巻いた感じは偏ったりせず普通に巻けました。
スプール重量の軽量化と低慣性化の結果でしょうかね。
表記じゃ1.5g~ってことですけど、突き詰めりゃ1gキャストもイケるかも…
まだ記事にはしてませんが、カップ側ベアリングも、
ROROのセラミックマイクロボールベアリングサイレント仕様に変更しているので、
同じ固定式ローターのシルバークリークエアに近い使用感になったりするのかも?
と妄想したりしてましたが…
長くなったのでロッドと一緒に実釣インプレは次の記事に別けようかと思います。