2013年11月27日
ソアレCI4+アジングS704LSインプレ&購入の経緯など
前回の記事で釣行分と一緒に書いてると長くなったので、
こちらに新しく購入したロッドのことを別けて書こうと思います。
アジングに関しては、大してやりこんでないレベルですけど...
何かしら検索とかで引っ掛かった人に参考程度になればと思います
こちらに新しく購入したロッドのことを別けて書こうと思います。
アジングに関しては、大してやりこんでないレベルですけど...
何かしら検索とかで引っ掛かった人に参考程度になればと思います

とりあえず、ロッドのスペックなど詳細はメーカーのページで見てもらったら良いかと思いますが…

このCI4+アジングってシリーズは、
ようやくシマノがアジング専用のジャンルとして、明確に出してきた感じを受けます。
これまでエクスチューンやソアレゲームでアジングを想定したモデルも出してましたけど、
イマイチメバルロッドとの扱いが曖昧な感があったり、
個人的には大手の釣具メーカーとしては、
流行のアジングという分野のロッド開発や展開に関しては乗り遅れた感がしますね。。
後出しジャイケンしようと思ったら、
すでにこの分野のエキスパートは大半他のメーカーに持ってかれてた...ってのが実情でしょうか

まぁここ数年で急速に広まった感があるジャンルなんで、無理も無いってとこでしょうけど。
で、前置きは置いといて、自分が購入したS704LSですが、
位置づけ的にはレングス同じのソアレゲームの後継的な存在の一本と言えるかと思います。
同シリーズとエクスチューンでもS704LS、S610LSのレングスが出てたので、
実質的には全く新しい設計で作ったのは、今のところ608ULSになる感じでしょうか。
ただ、スペック的にはブランクにハイパワーXに加えてスパイラルX、マッスルカーボンを採用し、
ガイドをチタンガイドに、リールシートを新設計のCI4+にすることで、
かなりグレードアップしてますね。
逆に上位モデルのエクスチューンとの差別化が殆どできてない...
というかルックス的にもこっちの方が良いし、
これからエクスチューン買う人居るんかな?って気もしないでもない(汗)
市場的に売れてる価格帯を考えると、
ライバル関係のダイワは月下美人MXアジングのシリーズが売れてて、
チタンガイドで実売1万円台という破格で出しているので、
今後ソアレBBとの間の価格帯のものも出してくるんでしょうかね。
リールシートはアップロック マットな質感とカーボン素材のリールシート

実際に同レングスのソアレゲームを店頭で手にとって見ましたが、
聞いてた通り、ジグヘッド単体でやるには硬過ぎるロッドでしたね。。
キャロ専用ロッドなら良いんでしょうけど、メーカー的にはジグヘッドからメタルジグまで使えるロッド、
っていう扱いで、ウェイト最下限が1gでしたから。。
(あの硬さやと1g投げるのもキツそうでしたが)
メーカー的にもその辺に気付いたのでしょう、この新しいモデルではウェイト最下限は0.6gにして、
1g以下のジグヘッドも使えるように、ティップは若干柔らかくなってます。
実際に前回の釣りでは0.7g以上からキャストしてみましたが、問題なく投げれました。
ただし、これくらいの軽さのジグ単になってくると、当然存在感を掴んだり、とかいう繊細な感覚は、
短いロッドに比べると劣るでしょうね。
まぁこれもある程度は慣れかもしれませんが。
ロッドの特徴としては、一言で言うと「パッツン系」と言われる掛けに拘った調子やと思います。
608ULSはソリッド部を長く取って、やや曲がる調子になってるようですが。
非常に張りのある筋肉質なブランクで振った感じもシャープでダルさやブレは無いですね。
バット部分は太くてかなりパワーありそうです。
反面よほど大物でない限り曲がり込む事は無いと思うので、
曲げて獲る、的な追従性なんかには期待しないほうが良いかと

パワーはありますが、基本ドラグ緩めで対応した方が口切れを防げるかと思います。
ブランク部分やグリップはよくできてると思いますが、個人的に気になる部分はガイドですかね...
バットガイドとその上のガイドはATガイド

ソアレゲーム見た時にそうだったので、もしやと思ってましたが、
7.4Fのロッドでガイド数が7個しかないんですよね。。
これはカタログには載ってないし、恐らくレングス的にも新しい設計の、
6.8Fのモデルは画像で見る限り9個ガイドが付いてるんですが。
軽量化を最優先してのATガイドとのセッティングなんでしょうけど、
せめてもう一個くらいベリー部分にガイド増やしてほしかったなぁと。。
上位モデルのエクスチューンでも全く同じセッティングなので、
メーカー的にはこれでOKって事なんでしょうが

ティップ部分から上は極小のKガイドとLFSTで、実際に使ってみた感じでは、
アタリを感じるという点では感度的に特に問題は無かったようには思います。
多少大きい魚でもバット部まで曲がる事は恐らく無いでしょうけど、
曲がった時はガイド数が少ない場合ラインへの負担が大きくなるので、
そのためのATガイド(クッション性があって曲がる)っていうのもあるかも知れません。
今回C2000番のリールを使って、重めのダウンショットを投げてみた感じでは、
ラインの収束という点ではどうかな、ちょっと膨らんでる感じはするなという気はしましたが、
ダイワのリールとか2500番クラスのリールだと、強風時にキャスト時のラインの膨らみで、
ブランクへの接触とか、太目のラインだと抵抗が大きくなりそう..とか、
その辺りが気になるところではあります。
実際に飛ばないな~、っていう感じはしなかったので、
気持ちの問題かもしれませんが、自分的にはガイド一個分くらい重くなっても良いんですけどねぇ。
その後はリールをセットしたバランスですが...
バンキッシュC2000S、リールスタンド付いた状態でこんな感じ。
水平じゃないですね...気持ちもうちょい前ですね


リールとグリップ&リールシートが軽いのと、
ソリッドティップなんで、どうしても重心はフロント側に来ますけど、
自分が持ってみた感じでは、人差し指をブランク部分にタッチして持つので、
画像で支えてる辺りに加重が分散されるんで、持ち重り感はさほど感じませんでした。
リールを重いものに付け替えたりして持ってみましたけど、
全体の自重が増える方が感度も鈍りそうな感じがしたので、
ダブルハンドルを付けるくらいの感じで丁度良い感じになるかも知れません。
まぁロッド立てて持つ事が多いんで、なるべく手元に来る方が良いに越した事は無いんですけど。
AR-Cのロッドみたいにリアグリップ部分にウェイト入れれる構造にしたら良いのにと思います。
自重だけみるとちょい重めでも、あえてグリップ部を重くして、
リール付けた際にバランスが手元に来るように作ってあるロッドもあるので。
アジングロッドはとりあえず自分のリール付けてバランス見て購入した方が良いですね。
ガイドセッティングに関しては少々疑問に思うところではありますが、
(当然ちゃんとテストはしてると思いますけど)
なんでこのロッドを購入したか?って理由としては
ロッド1本である程度何でもこなせるロッドで、なるべく軽いものが欲しかったから。
自分の場合足場の悪いテトラ帯なんかでやることが多いので、
ある程度の長さがあるほうがやり易いし、ジグヘッド単体とそれ以外のリグも結構使うので。
本来ならジグヘッド単体とキャロ用なんかのロッドを別けて使うのが理想やと思いますけど、
他の釣りをやってからアジングに以降するって場合もあるので、
タックルをなるべく増やしたくないんですよね、ましてやバイクで行く事も多いので。
で、1本で色々やれるロッドってなると、必然的に適応ウェイトの広いもの、になってくるんですが、
このモデルは0.6g~12gまでとかなり範囲が広くなってます。
(やってみた感じだと、下手な投げ方しなけりゃ上限はまだもう少し投げれそうな感じもします)
意外と探してみると基本ジグ単用かキャロ用に分かれてるので、なかなか無いんですよね。
まぁ当然といえば当然でしょうが

で、予算的な面も考えて3万以内で探した結果、候補に考えたのが、
このモデルとヤマガブランクスのブルーカレントシリーズ、特に72TI辺り、
メジャークラフトのクロスライドS752など。
最初はヤマガのロッドのどれかにしようと思ってて、72TIだとリール付けた感じもバランス良くて、
軽くて良い感じだったんですが、微妙にもうちょい張りが欲しいなぁと思ったり、
やっぱソリッドティップのロッド使ってみようかな、という気になったりと迷ってました。
クロスライドはかなりシャープで張りがあり、チタンのKRガイドで興味あったし、
値段的にも安くて良かったんですが、
唯一ダウンロックのスクリューナット部分がブランクタッチ気味に人差し指を伸ばして持った際に、
かなりエッジが立っていて当たって痛かったんで、そこだけ気になって購入に踏み切れず

感度的なことでああいう素材にしたんでしょうけど、メバルモデルと同じEVAなら買ってたかなぁ。
まぁそんな訳で、最初9月発売予定やったのに、9月末に問い合わせてみたら、
入荷するまで1ヶ月待たんとダメ、って聞いた時にはどうしようかと思いましたが、
一通り探したし、これ以上悩むのも疲れるんで、我慢して待って買いました。
幸い新製品予約キャンペーンで買い物券もらえたり、っていうのもあったし、
このロッドなら後々もしジグ単用のショートロッドとか買うにしても、出番あると思うので。
待ってる間にたまたま型落ちのアブのソルティーステージ732MHが半額で売ってて、
硬さ的に良い感じでチヌにもイケる、みたいに書いてたから結構悩みましたけどね...。
自重がちょっと重めで、リールがヴァンキッシュやからバランス的なこと考えてやめましたけど、
あのマイクロガイドって感度的にも良いんでしょうね。
ジグ単用ならコスパ的に新しいソルティーステージのが良さげやな、と見てて思いました。
と、まぁここまでダラダラと書いてきましたが、
購入動機、用途が自分と似てる人にはオススメできるロッドやと思います。
シリーズとしてはこれから追加されるかもしれないですが、
ジグ単もキャロ系のリグもそれなりにオールマイティーに出来るロッドですね。
感度最重視のジグ単メインなら608ULSが良さそうです。

オールラウンドにやりたいならこっち。

ジグ単感度最優先ならこちらかと。

タグ :アジング
Posted by 竹 at 22:18│Comments(4)
│タックル
この記事へのコメント
<シマノ開発担当さん
自分はそれほどやり込んでるレベルじゃないので、
理想のタックルは...これって言う風にはまだ言えないです(汗)
ただ今回購入したロッドに関しては、
自分の使用用途に適っているので、値段も含めて考えると、
現時点では理想に近いものを選んだのではないかと思っています。
このシリーズであっても良いかなと思うのは、
フロートやキャロ専用の8Fクラスのもので、
深場や流れの早いところで使えるモデルですかね。
608ULSはまだ現物を見てないのですが、
これより短い6F前半のものもあっても良いのかな、という感じです。
新しいジャンルで色んなリグも出てくるなか、
エキスパートなアングラーでも、
ロッドの硬さや調子に関しては考えが異なったりするみたいなんで、
開発は難しいのでしょうね。。
自分はそれほどやり込んでるレベルじゃないので、
理想のタックルは...これって言う風にはまだ言えないです(汗)
ただ今回購入したロッドに関しては、
自分の使用用途に適っているので、値段も含めて考えると、
現時点では理想に近いものを選んだのではないかと思っています。
このシリーズであっても良いかなと思うのは、
フロートやキャロ専用の8Fクラスのもので、
深場や流れの早いところで使えるモデルですかね。
608ULSはまだ現物を見てないのですが、
これより短い6F前半のものもあっても良いのかな、という感じです。
新しいジャンルで色んなリグも出てくるなか、
エキスパートなアングラーでも、
ロッドの硬さや調子に関しては考えが異なったりするみたいなんで、
開発は難しいのでしょうね。。
Posted by 竹
at 2013年11月29日 21:42

もしよろしければ、理想のタックルを数パターンお聞かせ願えますか⁇
参考にさせていただきたいです。
参考にさせていただきたいです。
Posted by シマノ開発担当 at 2013年11月29日 02:15
<大手メーカーさん
どちらのメーカーさんか存じ上げませんが、
<利潤追求よりも、お客様よりの要望重視で開発させていただいています。
その言葉に偽り無いよう、今後も良いものを作って頂ければと願います。
どちらのメーカーさんか存じ上げませんが、
<利潤追求よりも、お客様よりの要望重視で開発させていただいています。
その言葉に偽り無いよう、今後も良いものを作って頂ければと願います。
Posted by 竹 at 2013年11月28日 23:04
大手メーカーのものですが、新しいジャンルに関しては利潤追求よりも、お客様よりの要望重視で開発させていただいています。
Posted by 大手メーカー at 2013年11月28日 20:58