2014年03月05日
リールメンテ ギヤ交換、ドラグノブetc
オリンピックも終わり、3月に入って、
ようやく暖かくなり始めましたね
シーバスも徐々にアフターが帰ってきて、釣れだしてるようで、今後が楽しみです。
2月はあまり釣りに行かずに篭っていた人も多いのではと思いますが、需要を見込んでか、
時期的にメーカーもリールのオーバーホールキャンペーンなんかを行ってるみたいですね。
自分がメインで一番よく使っているリールは、09ツインパワーMGのC3000なんですが、
今回はこちらをメンテした際の記事でも書いてみようかと。
ようやく暖かくなり始めましたね

シーバスも徐々にアフターが帰ってきて、釣れだしてるようで、今後が楽しみです。
2月はあまり釣りに行かずに篭っていた人も多いのではと思いますが、需要を見込んでか、
時期的にメーカーもリールのオーバーホールキャンペーンなんかを行ってるみたいですね。
自分がメインで一番よく使っているリールは、09ツインパワーMGのC3000なんですが、
今回はこちらをメンテした際の記事でも書いてみようかと。
このリールはノーマル状態から、
11ツインパのアームカム周辺に交換して、ラインローラーのオイルインジェクション機能を加えたこと、
ラインローラーをヴァンキッシュなどと同じのDLCに変えたくらいです。
ベアリングは1個増やしたくらいでしょうか。
バラしてグリスアップなどはちょっと前に行っていたんですが、
どうもギヤのゴロツキ感が出てきていたので、今回はこれを変えることにしました。
取り外したメインギヤ

やや摩耗してるのがわかりますね。
ピニオンギアも同様に摩耗が見られましたが、写真ではよく映らなかったので省きます。
まぁ多少のゴロツキ感があっても使えない、故障ってわけじゃないですけどね。
この辺は趣味のもんですから

現在シマノリールの多くの機種で採用されている、アルミ合金製のCFギヤですが、
ちょうどモデルチェンジで後継機種が出てくるあたりで、ギヤもフィーリングが変わって、
使用者が買い換えようかな、という気にさせるようにしているのかな?
というのは邪推かも知れませんが、
まぁだいたいそれまでのスパンでゴロツキなんかが出てくるという風に思っといたほうがいいかなと。
使い方にもよるでしょうから、一概には言えませんけど、
メーカーとしての本音は、なんだかんだ言って、
モデルチェンジ毎に新しいモデルを買ってくれる方が良いに決まってるんですよね。
取り寄せたギヤ

08ツインパと同じものです。
クロスギヤ用ギヤも交換しても良かったんですが(忘れたのでそのうち注文します

今回はマスターとピニオンだけにしときます。
ここからは手抜きかもしれませんが、分解時に知ってたらいいかも?的なとこだけ画像アップしときます。
詳細な分解手順&組み上げは色んな所で紹介されてますので

まずは、このスプールを外して出てくるスクリューですが

精密ドライバーの小さいマイナスドライバーでも回せます。
精密ドライバーのセットは100均でも売ってるので、持っといて損はないと思います。
初めて分解するリールの場合、ローターを外す前に知っとくと良い事として…
六角のネジとローターにペンなんかでマーキングをする、
もしくは写真で画像を撮っておくと良いと思います。
何故かと言うと、この締め付けトルクでリトリーブの感覚が変わってくるので。
くれぐれも締めすぎには注意です

ローターを外したら出てくるのがクラッチ

ステラやヴァンキッシュ、ツインパMG等にはこのむき出しのクラッチが採用されていますが、
小さいバネとかが飛んでいきそうで怖いですよね

画像のようにピンセットで内側のリングを掴んで(掴める位置があるはず)慎重に持ち上げると、
一個一個バネを取ったりしなくても大丈夫です。
掴んだまま落っことすとパーなので、ここはいつも気を使うところですね

因みに親指の内出血は固まって、徐々に爪が伸びてきて前に移動してきてます

ローターを外すといよいよギヤが入ってる内部へ

隠しネジになってるこの部分は、精密ドライバーを差し込んで回しますが、
この時、下の本体カバーが外れたあと、そのままネジを外すんじゃなくて、
次に組み上げる時まで締めておくのが良いかと思います。
開けてみると分かりますが、内部の本体ガードカラーという部品がすぐにポロッと取れてイラつくので。
その後はギヤにグリスを塗って無事交換
グリスもいろいろ拘ってる方もいらっしゃいますが、純正の物を使用

本体とカバーは3本のネジで固定してありますが、
これも外す前に写真を撮っておくなり、マーキングしておいたほうが良いと思います。
この辺りの締付けトルクもギヤの噛み合わせにおいては、結構重要なので。
で、ネジの種類は3本全て同じですが、元あったところに入れて締めないと、
写真とか撮った意味なくなるので注意です。
組み上げてみると、やはりギヤのゴロツキは消えてスムーズな回転に戻りました。
このアルミ合金CFギヤは、表面処理されたバリヤギヤと違って、
組み込んですぐでも滑らかなフィーリングですね。
(因みに殆ど使ってない10ステラは未だにギヤにアタリが付いてない感触

やはりギヤの硬度、強度が高くなるほど、巻き心地も硬い感じになるでしょうから、
これくらいの大きさのリールなら、強度的にはちょうど良いのかも知れませんね。
少々グリス塗り過ぎた感じで、回転は若干重めですが、そのうち軽くなってくるでしょう。
ギヤ交換のついでですが、ベールに少し傷があったので、

1000番2000番のヤスリでならして、コンパウンドで仕上げておきました。
最近はベールに塗装されてるモデルもあるので、
そういう機種は塗装剥がれるでしょうから、やらないほうが良いでしょうね

次にドラグノブを閉め込む際に音が鳴らなくなったのと、
コンプレックスCI4+のラピッドファイヤドラグを使ってみたいなと思ったので交換しようと思いましたが…

回らない

どうもスプール軸のネジ穴サイズが違うみたい…これは勉強不足でしたわ。
スプール互換性があるからノブもイケるやろ~と思ってましたが、
使えないようにしてあったんですね~やられた。。
分解図には載ってませんけど、普通に分解できるんですね、今回初めて分解してみましたが…

締め込んだ際に音が鳴らなくなったのは、音出しピンのところのバネが折れてただけでした。。

因みに音出しピンはツインパMGの方は金属製でした。
このバネ、ベールの音出しピンのところに使われてるバネと似てるっぽいけど…
問題のドラグを締めるネジ

上のコンプレックスCI4+のネジ経、細いですね。。
ドラグノブ使いたけりゃ、スプール軸まで変えろってことですか。
なんか取り寄せたのに使えないのもしゃくなので、
ツインパMGのワッシャーを入れて使えるようにしました。
ノブのつまみの形状が、こっちのほうが回しやすくなってますね。
このワッシャーだけ手に入ればいいんだけどな~。
ギヤ交換でリフレッシュしたことですし、またバリバリ使っていこうかと。
今後はローターを変えれるならマグナムライトローターを付けたいな~と思ったりしてます。
そういやフィッシングショーで注目の新型ステラが発表されましたが…
これまでどおり、ツインパワー以下にボディなどコンセプトは引き継がれていくのか、
その辺りが気になりますね。
流れ的にもしかしたらステラにもマグナムライトローター付くのか?
とか思いましたけど、やはりステラは金属ローター、ヘビーデューティーなモデルとして、
そこは拘ったみたいですね。
その代わり、リールの内部構造がこれまでと変わり、
クロスギヤ部分をリールの上に持ってきて、持ち重り感を解消している、
というのはよく考えたな、と思います。
これまでもSRバランスボディで、リールフット前後のバランスを均等化してましたが、
今回は更に突き詰めたといった感じでしょうか。
リール単体で持ってみても気づきにくい部分だと思いますが、
10ステラと14ステラを同じロッドに付けて比較してみれば、
タックルバランスが良くなってるのを実感できるでしょうね。
自分の10ステラ…出番が無いので売ってエクスセンスLBDかヴァンキッシュに買い換えようかな


Posted by 竹 at 23:06│Comments(2)
│タックル
この記事へのコメント
<hanmanさん
急にまた真冬並みに冷え込んだので、
昨日行ってきましたが、かなり渋かったです。
hanmanさんは発電機バラしてメンテされるほどですし、
リールのメンテなんかは僕よりお手の物でしょうね~。
急にまた真冬並みに冷え込んだので、
昨日行ってきましたが、かなり渋かったです。
hanmanさんは発電機バラしてメンテされるほどですし、
リールのメンテなんかは僕よりお手の物でしょうね~。
Posted by 竹
at 2014年03月07日 21:28

冷たい雨や雪もチラついて・・・一気に春とは行かない様ですね
こんな時は釣具のメンテも良いのでしょうが??
私は使い捨ての物ばかりでメンテの必要もありません、それでもたまにはグリスUPをしたりしてます(笑)。
早く暖かくなってほしいですね。
こんな時は釣具のメンテも良いのでしょうが??
私は使い捨ての物ばかりでメンテの必要もありません、それでもたまにはグリスUPをしたりしてます(笑)。
早く暖かくなってほしいですね。
Posted by hanman at 2014年03月07日 19:19