2015年07月04日
今更ながらアーマードF+のインプレ 詳細
今回は最近使っているPEラインに関して。
発売して1年位経ったんでしょうか?
今更ながらのインプレなので、なるべく詳しく思ったことを書いてみようと思います。
GW以来のナチュラムのセールがまた始まりました。
全品送料無料も7月17日までやってますよ
発売して1年位経ったんでしょうか?
今更ながらのインプレなので、なるべく詳しく思ったことを書いてみようと思います。
GW以来のナチュラムのセールがまた始まりました。
全品送料無料も7月17日までやってますよ
発売当初は革命とか...ちょっと大げさじゃない?って感じるくらいの謳い文句で、
いいコトずくめみたいな感じで売り出してたこのライン。
気になっていた人も多かったのでは?
スペック等詳しくはメーカーのスペシャルサイトで見てもらったら分かると思いますが..
現在自分は0.2号をアジ、メバルなどのライトゲーム用に使ってます。
で、このメーカーの出してる性能値(強度、耐摩耗性、伸度、感度、比重、飛距離)
に関してなんですが..
結論的には、決して誇大広告じゃないな、
というのが実際に使ってみた率直な感想です。
一つづつ感じた点を挙げていくと、
まず強度に関しては、
0.2号を使ってるにも関わらず、引張強度もありますが、結束強度もしっかりと出てるように思います。
これはメーカーでは言ってませんが、これもモノフィラメント構造の恩恵なのかもしれません。
具体的には、1号~1.2号のリーダーでFGノットを使用し、スナップをユニノットで結束した場合、
根掛かったときにはスナップ部分で切れてくれます。
(ハリス自体の強度の違いやFGの完成度によっては、必ずそうなるとは限りませんが)
それでも結束部分が切れて、現場でリーダーを組む際も急いでる時は3.5ノットで結束しますが、
ジグ単キャロ共に充分な強度が出ますし、FGノットを組む際もラインにハリがあるので、
風がある現場でもノットが組みやすいように思います。
0.2号で10gを越えるくらいのリグをキャストしても全く問題ないので、
ジグ単だと0.1号でも強度的には全く心配要らないかと思います。
次に耐摩耗性
これは驚異的で通常のPEラインではあり得ない強度。
前回の釣行では、メバルロッドで44センチの真チヌを、
完全にテトラに入られて0.2号のメインラインもズルズルに擦れていましたが、
切れずにランディングできたのは驚きでした
このアコウも根に潜られずにやりとりできました。
多少の根ズレなら、フロロの部分はガサガサになってるんですが、
PE部分は耐えてくれるので(太さやスレ具合にもよるけど)、
根ズレが心配だけどラインを太く出来ないような釣りを強いられる際には、
かなり心強いと思います。
伸度と感度
これはメーカーでは従来PEの2倍と言ってますが...
実際にアジングで使ってみると、明らかにアタりの感じ方が大きくなってることに驚きました。
特にキャロ系のリグを遠投したり、ラインが多く出てる時には、より違いが分かります。
正直PEラインの違いでここまでハッキリと感度が良くなるとは思っても見ませんでしたね。
耐摩耗性に優れたPEは他にもありますが、感度に関しては他を圧倒しているんじゃないでしょうか。
比重
1.00 というのはよくあるサスペンド系PEラインよりは軽いけど、水に馴染む絶妙なところですね。
自分の場合、根際なんかをタイトに攻めないといけない時、サスペンド系のラインを使うと、
ラインがテンション掛かった時(合わせた時やエギをしゃくった時など)に、
根に触れて傷んだり切れてしまう、ということを何度か経験しているので、
(特に沖縄でのリーフ周りのエギングなど)
あまり沈むPEラインは好きじゃなかったんですが、
この比重なら風には強いけど沈み過ぎない、っていうちょうど求めてるところで使いやすい。
実際0.2号のジグヘッド単体での釣りでも、ハリのある性質もありますが、
多少の横風なら問題なく使うことができたので、
今後フロロ直結で釣りすることは、かなり減るだろうなと思います。
最後に飛距離
メーカーでは従来PEより10%アップ...と言ってますが、
今まで0.2号のPEを使ったことがないので、正直比べられません..
今後0.6号辺りの太さを購入して比較してみたいなと思ってますが、
モノフィラメント構造でガイドとの摩擦抵抗が少なくなる、と言うのは確かにその通りかなと。
ただし、使い始めは良くても使ってると毛羽立ちまで行かない状態でも、
最初のツルツル感から先端数メートルは少々フロロ樹脂にザラつきというか、
ゴワつき感が出てくるので、
飛距離に関しては使い始めでの比較で、ってところでしょう。
ここまではメーカーの性能値に関して感じたことを書いてきましたが、
ここからは使用してみて少々気になった点も書いていこうと。
まず気になるのは、ラインの毛羽立ちが早い?
と「錯覚」することがある点ですね。
これは耐摩耗性があるから、そのように思ってしまう、という点でもあるわけですが...
通常のPEは数回の使用で先端に近いところから徐々に毛羽立ってくると思いますが、
アーマードF+の場合、徐々にザラつきやゴワつきが出てきて、
その時点を通り越して、通常のPEと同様に毛羽立ってきますが、
実際それはまだフロロの樹脂部分で、
耐摩耗性は落ちても原糸部分が問題なければ、強度はまだ落ちてないようです。
メーカーのホームページにはアーマードSのところにちょっと載ってますが、
店舗で配っているこちらの小冊子には...
このように記載されています。
まぁ、根に擦れると切れはせずに耐えたとしても、
すぐに毛羽立ってガサガサになるので、原糸部分に傷が入っていなくても、
やはりそのまま使うわけには行かないので、
結局はラインを切ってノットを組み直して使うことになるかと思います。
(気付かずに擦れている事があるのも、このラインだと擦れた部分の毛羽立ちが目立つのでより分り易い)
これが毛羽立ちが目立ったり早い?と感じる錯覚のメカニズムですね。
通常のPEだとラインブレイクしているので、このように感じることは殆ど無いんですが。
次に通常のPEで起こらない現象として、気になっている部分は、
FGノットなどの摩擦系ノットを組む際に、締め込んだ時の摩擦で樹脂が浮いたり、剥がれる?こと。
これに関してはメーカーHPに載ってないんですが、この冊子の右ページには...
このように問題ない、とのことです。
ただ、自分がノットを組み終わって見てみると、リーダーから出てるメインラインの5mmほど細くなってて、
この部分は締め込み時の摩擦でコーティングが無くなってる?ようです
何度やっても起こるので、ある程度は仕方ないのかも...
画像では非常に判りづらいかと思いますが、↑部分が右側よりちょっと細くなってるのが判るでしょうか?
それとも自分が使ってるのが細い号数だから起きるのかもしれませんが、
今後太い号数でも同様の現象が起きるかどうかチェックしようと思います。
摩擦系のノットじゃなければ起きないので、
そもそもこの号数なので使わなくても良いかな、とも思いますけどね。。
剥がれた(溶けた?)部分を覆うくらいメインラインに編み込みを入れればいいんでしょうけど...
この番手でそこまでやるのはさすがに面倒です。
自分のFGノットの組み方が、締め込みまであまりテンションを掛けて編んでなくて、
締め込み時に一気に締めるからかも。。
FGノットを組む用具のようなものを使って、
最初からある程度テンションを掛けて編めば起きない現象かもしれません。
ノットに関して言うと、締め込みの時やハーフヒッチする時に歯で咥えて引っ張ると思いますが、
ラインに凹凸が無いせいか、咥えたラインが滑ります...
今のところ締め込み不十分でスッポ抜けた、というのは起きていないんですが、
この点は少々気を使う部分ではあります。
これに関しても、自分の使ってる号数が細番手だからかも..
一番気になる耐久性は?ってところですが、
先ほどの毛羽立ちと関係してくる所ですが、
コーティング部分がかなりガサガサになって、ようやくPE部分に影響を及ぼすレベルなので、
(通常のPEは原糸部分が毛羽立つので、強度は少しでも毛羽立った時点で落ちている)
普通の人は精神衛生上フロロ部分が少し毛羽立ったな、と思ったらどんどんカットして使うと思うので、
PE部分の強度を保ったまま使い続けられるというメリットはあります。
(初心者にはどのタイミングでPEをカットして使えばいいのか、という目安が分り易い。)
なので、一般的なコーティング無しのPEと実質的な耐久性的にはさほど変わらず、
この点に関しては特に性能的に優れている、とは思いませんし、
人によっては通常のPEより毛羽立ちが目立つのが気になって、どんどんカットして使って、
耐久性が低い、ランニングコストが掛かると感じる人も居るかもしれませんね。
(特に通常のPEをちょっと毛羽立っても切らずに使っているような人には)
自分はデュエルのコーティング無しPEの、X8、X4も使用していますが、
コーティングスプレーを使用した場合、X8やX4の方が浸潤性が良くて、
ラインの滑りの持ちも良いように感じます。
アーマードF+はフロロ樹脂で覆われているモノフィラメント構造のおかげで、
コーティングスプレーがPE部分には浸潤しないと思うので、
やらないよりはマシだと思いますが、コーティングスプレーの効果持続時間は多少短いように感じます。
最後に、そもそもフロロ樹脂を使っているので、この独特のラインのハリが気に入らない、
巻きぐせが付く、という点を気にする人も居るかも知れませんが、
この点に関しては、個人的には特にデメリットとは感じませんし、
むしろ風に強く糸ふけが出にくい、
ライントラブルの軽減などメリットの方が大きいのではないかと思います。
ベイトリールの場合だとバックラッシュしても解きやすそうで相性も良いんじゃないでしょうか?
インプレは以上ですが、
自分は何と言ってもこのラインの感度と耐摩耗性の恩恵は大きいな、
というのを実感しています。
ネットでインプレを見ていると、どうも細番手を使っている人ほど、
この感度の違いを明確に感じている印象を受けるので、
特にアジングやメバリングでの使用には向いているように思います。
あとアジングでエステルラインを使ってると、
外道でチヌやらシーバスが掛かった際は、ほぼ絶望的ですが、
アーマードF+なら強度があるので取れる確率も大幅に上ると思います。
最近はグレやらチヌ、シーバスなんかが掛かるので...かなり助かってます
あとエギングでのイカパンチのあの、
ツンっていう小さなアタリも、より明確に伝わりやすいのではないかと思います。
エギングやっててアタリが分からない、という人は試す価値あるんじゃないかと。
強度や耐摩耗性があるので、エギングなら0.4号でも充分イケるんじゃないかな
0.4号以下の号数でも200m巻きが出たらな~と思います。
構造上、通常のPEと違った部分で気になる点もありますが、
メリット部分が大きいので、今後も使いたいラインではありますね。
一方で、コーティング系じゃない同社のX8やX4は、
クセがなく何よりコストパフォーマンスに優れているので、
何かに突出した性能はなくても安心して使える日本製の、これまた優れたPEラインだと思います。
ここまで読んでいただけた方へ…なんとタイムリーなことでしょう
ちょうどナチュラムで全品送料無料のキャンペーンが始まったようです。って、最初にも書いてますが
アーマードF+も40%オフと安くなってます。
今回のインプレで何かしら興味を持って、使ってみようという方がいらっしゃいましたら、
下記のリンクから購入してくれると、ささやかながら自分にもバディポイント(いわゆるカンパ料)
が還元されるので、貧乏人アングラーの自分には大変有り難い限りです
いいコトずくめみたいな感じで売り出してたこのライン。
気になっていた人も多かったのでは?
スペック等詳しくはメーカーのスペシャルサイトで見てもらったら分かると思いますが..
現在自分は0.2号をアジ、メバルなどのライトゲーム用に使ってます。
で、このメーカーの出してる性能値(強度、耐摩耗性、伸度、感度、比重、飛距離)
に関してなんですが..
結論的には、決して誇大広告じゃないな、
というのが実際に使ってみた率直な感想です。
一つづつ感じた点を挙げていくと、
まず強度に関しては、
0.2号を使ってるにも関わらず、引張強度もありますが、結束強度もしっかりと出てるように思います。
これはメーカーでは言ってませんが、これもモノフィラメント構造の恩恵なのかもしれません。
具体的には、1号~1.2号のリーダーでFGノットを使用し、スナップをユニノットで結束した場合、
根掛かったときにはスナップ部分で切れてくれます。
(ハリス自体の強度の違いやFGの完成度によっては、必ずそうなるとは限りませんが)
それでも結束部分が切れて、現場でリーダーを組む際も急いでる時は3.5ノットで結束しますが、
ジグ単キャロ共に充分な強度が出ますし、FGノットを組む際もラインにハリがあるので、
風がある現場でもノットが組みやすいように思います。
0.2号で10gを越えるくらいのリグをキャストしても全く問題ないので、
ジグ単だと0.1号でも強度的には全く心配要らないかと思います。
次に耐摩耗性
これは驚異的で通常のPEラインではあり得ない強度。
前回の釣行では、メバルロッドで44センチの真チヌを、
完全にテトラに入られて0.2号のメインラインもズルズルに擦れていましたが、
切れずにランディングできたのは驚きでした
このアコウも根に潜られずにやりとりできました。
多少の根ズレなら、フロロの部分はガサガサになってるんですが、
PE部分は耐えてくれるので(太さやスレ具合にもよるけど)、
根ズレが心配だけどラインを太く出来ないような釣りを強いられる際には、
かなり心強いと思います。
伸度と感度
これはメーカーでは従来PEの2倍と言ってますが...
実際にアジングで使ってみると、明らかにアタりの感じ方が大きくなってることに驚きました。
特にキャロ系のリグを遠投したり、ラインが多く出てる時には、より違いが分かります。
正直PEラインの違いでここまでハッキリと感度が良くなるとは思っても見ませんでしたね。
耐摩耗性に優れたPEは他にもありますが、感度に関しては他を圧倒しているんじゃないでしょうか。
比重
1.00 というのはよくあるサスペンド系PEラインよりは軽いけど、水に馴染む絶妙なところですね。
自分の場合、根際なんかをタイトに攻めないといけない時、サスペンド系のラインを使うと、
ラインがテンション掛かった時(合わせた時やエギをしゃくった時など)に、
根に触れて傷んだり切れてしまう、ということを何度か経験しているので、
(特に沖縄でのリーフ周りのエギングなど)
あまり沈むPEラインは好きじゃなかったんですが、
この比重なら風には強いけど沈み過ぎない、っていうちょうど求めてるところで使いやすい。
実際0.2号のジグヘッド単体での釣りでも、ハリのある性質もありますが、
多少の横風なら問題なく使うことができたので、
今後フロロ直結で釣りすることは、かなり減るだろうなと思います。
最後に飛距離
メーカーでは従来PEより10%アップ...と言ってますが、
今まで0.2号のPEを使ったことがないので、正直比べられません..
今後0.6号辺りの太さを購入して比較してみたいなと思ってますが、
モノフィラメント構造でガイドとの摩擦抵抗が少なくなる、と言うのは確かにその通りかなと。
ただし、使い始めは良くても使ってると毛羽立ちまで行かない状態でも、
最初のツルツル感から先端数メートルは少々フロロ樹脂にザラつきというか、
ゴワつき感が出てくるので、
飛距離に関しては使い始めでの比較で、ってところでしょう。
ここまではメーカーの性能値に関して感じたことを書いてきましたが、
ここからは使用してみて少々気になった点も書いていこうと。
まず気になるのは、ラインの毛羽立ちが早い?
と「錯覚」することがある点ですね。
これは耐摩耗性があるから、そのように思ってしまう、という点でもあるわけですが...
通常のPEは数回の使用で先端に近いところから徐々に毛羽立ってくると思いますが、
アーマードF+の場合、徐々にザラつきやゴワつきが出てきて、
その時点を通り越して、通常のPEと同様に毛羽立ってきますが、
実際それはまだフロロの樹脂部分で、
耐摩耗性は落ちても原糸部分が問題なければ、強度はまだ落ちてないようです。
メーカーのホームページにはアーマードSのところにちょっと載ってますが、
店舗で配っているこちらの小冊子には...
このように記載されています。
まぁ、根に擦れると切れはせずに耐えたとしても、
すぐに毛羽立ってガサガサになるので、原糸部分に傷が入っていなくても、
やはりそのまま使うわけには行かないので、
結局はラインを切ってノットを組み直して使うことになるかと思います。
(気付かずに擦れている事があるのも、このラインだと擦れた部分の毛羽立ちが目立つのでより分り易い)
これが毛羽立ちが目立ったり早い?と感じる錯覚のメカニズムですね。
通常のPEだとラインブレイクしているので、このように感じることは殆ど無いんですが。
次に通常のPEで起こらない現象として、気になっている部分は、
FGノットなどの摩擦系ノットを組む際に、締め込んだ時の摩擦で樹脂が浮いたり、剥がれる?こと。
これに関してはメーカーHPに載ってないんですが、この冊子の右ページには...
このように問題ない、とのことです。
ただ、自分がノットを組み終わって見てみると、リーダーから出てるメインラインの5mmほど細くなってて、
この部分は締め込み時の摩擦でコーティングが無くなってる?ようです
何度やっても起こるので、ある程度は仕方ないのかも...
画像では非常に判りづらいかと思いますが、↑部分が右側よりちょっと細くなってるのが判るでしょうか?
それとも自分が使ってるのが細い号数だから起きるのかもしれませんが、
今後太い号数でも同様の現象が起きるかどうかチェックしようと思います。
摩擦系のノットじゃなければ起きないので、
そもそもこの号数なので使わなくても良いかな、とも思いますけどね。。
剥がれた(溶けた?)部分を覆うくらいメインラインに編み込みを入れればいいんでしょうけど...
この番手でそこまでやるのはさすがに面倒です。
自分のFGノットの組み方が、締め込みまであまりテンションを掛けて編んでなくて、
締め込み時に一気に締めるからかも。。
FGノットを組む用具のようなものを使って、
最初からある程度テンションを掛けて編めば起きない現象かもしれません。
ノットに関して言うと、締め込みの時やハーフヒッチする時に歯で咥えて引っ張ると思いますが、
ラインに凹凸が無いせいか、咥えたラインが滑ります...
今のところ締め込み不十分でスッポ抜けた、というのは起きていないんですが、
この点は少々気を使う部分ではあります。
これに関しても、自分の使ってる号数が細番手だからかも..
一番気になる耐久性は?ってところですが、
先ほどの毛羽立ちと関係してくる所ですが、
コーティング部分がかなりガサガサになって、ようやくPE部分に影響を及ぼすレベルなので、
(通常のPEは原糸部分が毛羽立つので、強度は少しでも毛羽立った時点で落ちている)
普通の人は精神衛生上フロロ部分が少し毛羽立ったな、と思ったらどんどんカットして使うと思うので、
PE部分の強度を保ったまま使い続けられるというメリットはあります。
(初心者にはどのタイミングでPEをカットして使えばいいのか、という目安が分り易い。)
なので、一般的なコーティング無しのPEと実質的な耐久性的にはさほど変わらず、
この点に関しては特に性能的に優れている、とは思いませんし、
人によっては通常のPEより毛羽立ちが目立つのが気になって、どんどんカットして使って、
耐久性が低い、ランニングコストが掛かると感じる人も居るかもしれませんね。
(特に通常のPEをちょっと毛羽立っても切らずに使っているような人には)
自分はデュエルのコーティング無しPEの、X8、X4も使用していますが、
コーティングスプレーを使用した場合、X8やX4の方が浸潤性が良くて、
ラインの滑りの持ちも良いように感じます。
アーマードF+はフロロ樹脂で覆われているモノフィラメント構造のおかげで、
コーティングスプレーがPE部分には浸潤しないと思うので、
やらないよりはマシだと思いますが、コーティングスプレーの効果持続時間は多少短いように感じます。
最後に、そもそもフロロ樹脂を使っているので、この独特のラインのハリが気に入らない、
巻きぐせが付く、という点を気にする人も居るかも知れませんが、
この点に関しては、個人的には特にデメリットとは感じませんし、
むしろ風に強く糸ふけが出にくい、
ライントラブルの軽減などメリットの方が大きいのではないかと思います。
ベイトリールの場合だとバックラッシュしても解きやすそうで相性も良いんじゃないでしょうか?
インプレは以上ですが、
自分は何と言ってもこのラインの感度と耐摩耗性の恩恵は大きいな、
というのを実感しています。
ネットでインプレを見ていると、どうも細番手を使っている人ほど、
この感度の違いを明確に感じている印象を受けるので、
特にアジングやメバリングでの使用には向いているように思います。
あとアジングでエステルラインを使ってると、
外道でチヌやらシーバスが掛かった際は、ほぼ絶望的ですが、
アーマードF+なら強度があるので取れる確率も大幅に上ると思います。
最近はグレやらチヌ、シーバスなんかが掛かるので...かなり助かってます
あとエギングでのイカパンチのあの、
ツンっていう小さなアタリも、より明確に伝わりやすいのではないかと思います。
エギングやっててアタリが分からない、という人は試す価値あるんじゃないかと。
強度や耐摩耗性があるので、エギングなら0.4号でも充分イケるんじゃないかな
0.4号以下の号数でも200m巻きが出たらな~と思います。
構造上、通常のPEと違った部分で気になる点もありますが、
メリット部分が大きいので、今後も使いたいラインではありますね。
一方で、コーティング系じゃない同社のX8やX4は、
クセがなく何よりコストパフォーマンスに優れているので、
何かに突出した性能はなくても安心して使える日本製の、これまた優れたPEラインだと思います。
ここまで読んでいただけた方へ…なんとタイムリーなことでしょう
ちょうどナチュラムで全品送料無料のキャンペーンが始まったようです。って、最初にも書いてますが
アーマードF+も40%オフと安くなってます。
今回のインプレで何かしら興味を持って、使ってみようという方がいらっしゃいましたら、
下記のリンクから購入してくれると、ささやかながら自分にもバディポイント(いわゆるカンパ料)
が還元されるので、貧乏人アングラーの自分には大変有り難い限りです
Posted by 竹 at 22:18│Comments(0)
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