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2011年09月07日

シーバスフィッシングにおけるシマノリールのバランス考

こんばんは。

朝晩涼しくなっていよいよ秋の釣りシーズン開幕と言った感じになってきましたね。
例年大阪湾ではそろそろ太刀魚の回遊してくる時期のようですが、
今年はどうも1ヶ月ほど遅れているようです。

そして秋シーバスのシーズン。
去年はほとんど行かなかったのもあって良い思いができませんでしたが、
仲間のYさんは良型を結構ゲットして良い思いをしたらしい…。


で、これからのシーズンに向けて、セルテート2500Rを売却した後釜を検討しているのですが、
これを決めるのに結構悩んでいます。

そもそもセルテートを買ったのは沖縄でのリーフフィッシング&オニヒラアジのナブラ撃ち用です。
リール重量が軽くて巻上げ力があり、塩分濃度の相当濃い沖縄の海で瞬間的な水没や潮かぶりが考えられる、ウェーディングでの使用などを考えると良いリールだったと思います。


しかしその後大阪に帰ってきてからは使用機会も減り、
それに加えて以前から気になっていた点がより気になるようになったため
(詳しくは以前の記事を参考に…)、売却へと至りました。

第一候補として購入を検討したのは、11ツインパワーのC3000HG。
値段的にも手頃で、新搭載のX-SHIP&ハイギヤの組み合わせを試してみたいと思って。
重量バランス的にも今持っているディアルーナの900MLともちょうど良い感じだと思われます。


-追記-

以下は最近自分が思っているシマノリールを選ぶ際に考えていることなので、
興味のある人は続きをどうぞ。



ここでちょっと話は逸れますが、個人的に想像の範囲の話をさせていただくと、
どうやら現在のシマノの考えではMLクラスのシーバスロッドの場合(ロッドもシマノと仮定して)、
C3000番で重量バランス、飛距離などのバランスが保てると考えているのではと思います。
はっきりメーカーの人に訊いたわけではないのであくまで自分の考えですが。。

少し前なら8F台の長さのシーバスロッドはC3000、9F以上は4000番の方がバランス的に良い、
と言う風な世間的な風潮があったと思います。

しかし、ご存知の通り07年にAR-Cスプールが登場し、10年からはX-SHIPの登場など、
シマノリールにとっては革新的なリールの進歩と、ロッドの更なる軽量化が進んだことにより、
リールとロッドのバランスも変わって来たと思うのです。
これをもうすこし別の角度から詳しく見ていくことにします。


MLクラスのロッドの場合、ディアルーナを例にとってみると、
S906MLで148g、新しく加わった最長のS1000MLでも166gです。
これに例えばバイオマスターのC3000なら255gで、
重量バランスだけ考えると96でほぼベスト、10Fでもほぼ問題ない範囲と思います。

どうしてかというと、これも個人的な考えなのですが、
以前からロッドとリールのバランスを考える上での目安となる基準値があって、
物理的にロッドの重量とリールの重量差のバランスは100g以上あればバランスが取れて、
先重りしにくくなると考えられるから。(あくまで目安ですが)
しかしこの考えも最近では少し変わってきたかなと思います。

例えば10MLの場合、ロッド重量が166gなのでリールから引くと、
さっきの考えでは100gプラス11gとなり、
バランス的に先重りしてしまうんじゃないか、と思う人も居ると思います。
確かに96MLに比べると若干の先重り感はあるかもしれませんが、
それほど気にはならないと思います。

どうしてか?
それはシマノのリールの進化の中でAR-Cスプールや、
X-SHIPほど取りざたされてはいませんが重要な要素、
SR-バランスボディ
、と言う新構造が大きいと思います。

これはリールフット前後の重量バランスを均等化したことにより、
同じ重量のリールでも採用していないものはスプール側に重心が偏っているので、
ロッドとセットしたときに先重りの原因にもなっていたのですが、
SR-バランスボディにより、さっきのロッド+リールの重量差100gっていう基準値も、
多少ロッドが重くてもバランスが取れるようになったんですよね。
これは非常にタックルバランスを考える上で恩恵が大きく、
この点はもっとシマノはアピールしても良いのではないかと思うんですけどね。。
ダイワのリールの場合、ノーマルスプールだとリール前方にバランスが来るものが見受けられます。
リアルフォーのエアスプールを買わせるため?かと邪推してしまいたくもなりますぶーん



リールとロッドの重量バランスに関してはさっきまでの流れで、
C3000番でMLクラスのロッドにバランス的にOK。
では重量バランスの次に考えられるのが飛距離の問題ですね。

言うまでも無くショアからのルアーフィッシングの場合、飛距離は一番重量な要素ですよね。
例えば9.6FのロッドでC3000番じゃ飛ばないだろ!?と考える人も多いかと思います。
というか、ちょっと前なら(今でも)9.6Fぐらいの長さがあると4000番を選ぶ人が多かったと思います。
どうしてかというと、基本的にスプール径が大きいほどキャスティング時、
スプールから出る糸の放出抵抗が減り、飛距離が伸びると言う考え方があるから。
これは事実なんですが、AR-Cスプールの登場により先の考えも少し変わってきていると思います。


AR-Cスプールはキャスティング時のライン放出の整流効果により、
飛距離を犠牲にせずトラブルレスを実現した画期的な構造で、
このライン放出時の整流効果ってのがスプール径にも関係してくるんですよね。

飛距離を単純に延ばしたければスプール径が大きい方が有利なんですが、
当然スプール径が大きいと元ガイドとラインの接触が大きくなり抵抗がかかり、
逆に飛距離が落ちたり、落ちなくてもラインの磨耗が早くなるというジレンマに陥ります。

これがAR-Cスプールの整流効果のお陰でスプールを大径化しなくても、
スプールから糸が出る時の放出抵抗の軽減&元ガイドとラインの接触抵抗が少ないことで、
結果9.6FのロッドでC3000番のリールを使っても飛距離的にもあまり問題ないと言える要因です。

これを裏付けるのが、シーバス専用リールとして発売されているエクスセンスのスプール径です。
エクスセンスの4000番はボディの大きさは通常の4000番と変わらないのですが、
ローター&スプールはステラから拝借したものではなく専用設計されています。
(C3000Mはギヤ比などは異なりますが09ツインパMGベース、つまり07ステラが基本設計です)

飛距離を単純に延ばしたければスプール径が大きい方が良いと書きましたが、
このエクスセンスのスプール径は48mmとなっており、
AR-Cスプール以前の4000番のスプール径51mmと比べると3mmも小さくなっています
(因みに現行バイオ、ツインパも51mm、ステラは49mmとなっています。)
このことから見ても単純にスプールがデカけりゃ飛距離アップ、とはならず、
要はバランスが大事って事が言えると思います。

因みにバイオ、ツインパ4000番の扱いは、実際に使うかどうかは別として、
ヒラスズキや青物で使用できる10Fから11F以上のロングロッドも想定してあると思われるので、
このスプール径になっているのでしょう。
ステラの49mmというスプール径は絶妙で、
ヒラスズキを含めたシーバスフィッシング全般に対応できるスプール径ですね。

それに加えてステラはC3000番でもバイオやツインパの4000番と同じストローク幅を持っています。
これにより糸の放出はさらにスムーズになると考えられ、
この構造は今のところステラにしか搭載されていません。

エクスセンス4000Sはギヤ比や重量を考えると、
できなくは無いけどヒラスズキまでは想定していないモデルと言えるかもしれませんね。


飛距離、バランス、その他に考える要素としてはリールのパワーやトルクがありますが、
これはX-SHIPという革新的なギヤシステムが関わってきます。

ギヤ配置の最適化によって単に「ハイギヤでも巻きが軽い
という風に理解している人も多いと思いますが、
ボディは従来の大きさなのにドライブギヤが大径化されたことで、
巻き上げトルクが上がっているんですよね。
ということはリールサイズは同じC3000でも従来のものよりパワーがあるってことです。
まぁシーバス相手なので、パワーに関してはロッドとの兼ね合いもありますし、
ロッドがハイパワーX、スパイラルXで進化したぶん、従来のものでも問題はないんでしょうが。



まぁたらたらと書いてきましたが、以上のことからシマノの想定としてC3000番クラスのリールで、
シーバスならMLクラスまでのロッドならOKとしていると言えると思います。
泉氏もレバーブレーキですがC3000番で重量も軽いリールを9F台のロッドに合わせて使ってますしね。
他には宮川靖氏とかもステラのC3000とかよく使ってますよね。。


因みに気をつけなければいけないと思うのは、
シマノ的にはエクスセンスにはエクスセンスのリールかステラ辺りを想定していたり、
ディアルーナにはバイオマスター、ツインパ辺りを想定してバランスを取っているだろうってことですね。
アルミボディとマグネシウムボディで重量差が結構あるのに加えて、
ロッドも重量差があるので。。

ステラC3000で225g、ツインパが250gでバイオが255g。
先ほどのディアルーナ10MLだとツインパ、バイオでバランスが取れても、
ステラだとさすがにリールが軽すぎるかもしれません。
これはメーカー側の想定として、
ステラを買う人はさすがにディアルーナ辺りのロッドとは合わせないだろうと考えてると思うのは、
ちょっと考えすぎでしょうか。まぁ4000番なら大丈夫だと思いますが。

あと、旧設計でCI4素材のレアニウムはちょっと注意が必要かと。
C3000だと195gで9.6や10fだと明らかに軽すぎます。
4000番なら重さだけならなんとかって所だと思いますが、旧設計ってところが落とし穴ガイコツ
05バイオマスターがベースの機種なので、SR-バランスボディじゃないんですよね。
なので、ロッドと合わせたときに先重りし易いですし、
ラインのガイドとの抵抗も多少気になるところですね。
まぁトータル重量は軽くなりますが、バランス的にはあまり良いとは言えないと思います。


長くなりましたが、少しでも読まれたかたのリール選びの参考になればなと思います。
自分は色々リールの違いなんかを検討していった結果、
最初に書いた11ツインパのC3000HGでも良いんですが、
できればステラの3000HGが欲しいと思っています。

今回のバイオも良くできていて、パーツの互換性があるので、
ベアリングを追加したりギヤを変えれば、ほぼツインパと同じ機能を持たせることは可能です。
まぁ最初からツインパ買えば良いんですけどねベー

話は戻ってこのステラの3000HGという番手はステラにしか存在しないんですよねうわーん
4000番のボディを持ちスプールもサイズは同じで糸巻き量の違いだけです。
ツインパやバイオの4000じゃ駄目なのか?と思われるかも知れませんが、
そうなると重量差がステラが265gに対して315gと50gの差…これはデカいガ-ン
今持っているロッドにもバランス的に重くなるし。。

ステラ3000HGならシーバス、ヒラスズキ、5,6キロの青物くらいなら大丈夫でしょうし、
他に持っているゲームAR-C9.6のロッドにもバランサー付ければバランス的に問題なし。。
XGだとさすがにシーバスナイトゲームだと早すぎるかもしれないけど、
HGなら大丈夫だと思うし。。
ステラ買えば万事OKなんですけどね…。

問題はお金ですよね。
それが一番の問題です…ベー
でもツインパの2台分でステラ1台だから、
とりあえずツインパ買って後で別番手を買って使い分けるというのもアリっちゃアリ…。
う~ん、悩みますね汗

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この記事へのコメント
お!リールの事めっちゃ詳しいですね~。
ドブ打ちで60くらいのシーバスを強引にねじ伏せられる傾いた2500番くらいのリールってないですよね?
ベイトも検討してるんですよね~。ダイワZだったかな?あれ、ハンドル一回転で85センチ巻き取れるみたいで、鉄板系やメタルジグなんかも使えそうなんですがどうですかね?ただ、値段がクソ高いのが難点ですが…
Posted by 傾奇者Y at 2011年09月08日 13:27
リールは選びは迷いますよね。

今シーズンのエギングに備えてセフィアCI4を買いました♪

早速メジャークラフトのザルツに付けてみましたが。何だか先重り気味で(>_<)

これってやっぱりバランス悪いんでしょうか?

とりあえず来月から始める予定ですが、使いにくそうで非常に不安です…。
Posted by K★G at 2011年09月08日 22:08
<傾奇者Y さん

実際数字ばっかりで比較してるところも多いですけどね(汗)
でもシマノのリールならそこそこ分かるようになってきました。

ダイワ派のYさんならやはりセルテートの2508RHとかですかねぇ。
前の3000より10gくらいしか軽くなりませんけど…。
僕も2508RHならセルテート売りに出さなかったかなと思います。

でもこの前ちょっと話した新しいカルディア、
まだ実物見てないけど結構良さげですね。
ハイギヤは2506の浅溝スプールしかないですけど。。

値段も安いし、3000番でもかなり軽いし。
でもダイワで3000番はロングロッドかダイワのセッティングで作ってるロッドじゃないとスプール径がデカくてガイドとの干渉が大きくなるので、
ドブ打ちなら3000番は正直要らないと思います。
巻上げ力は3000番より2500Rの方がありますし。。
ダイワなら来年辺りの新しいモデルを待つのも手かも知れませんね。

ベイトはあんまりメリット無いと思いますけどね。。
まれに起こるバックラッシュでもPEぐちゃぐちゃになって、
続行不可能になる恐れもありますし、
ベイトってどうしてもロングキャストしたくなるし、
欲張ってブレーキギリギリにして投げると、
やっぱりバックラッシュは避けられないですから。

風が強い日なんかどうしようもないですし、
軽いもの投げるのに気を使いますよ。
スピニングだとロッドの重量キャパから多少外れても、キャストの仕方で少々の軽いものや重いものも投げれるけど、ベイトの場合どうしてもバックラッシュが付きまといますから。

て言うか、巻上げ力も最近のスピニングだと問題なしですよ。


<K★Gさん

そうですね、ロッドとセットで一つの道具ですから、
両方を考慮する必要ありますしね。

セフィアCI4ですか、良いじゃないですか。
やっぱエギング良いっすよねぇ、美味しいし。

ザルツの長さと重さが分かりませんが、
8.6Fとかそれ以上のロングロッドだと
ザルツ辺りのクラスだと先重りが気になるかもしれません。
リールが超軽量なので、必然的にロッドも軽いものでないとバランスが取りにくいので…。実際触らせてもらったことありますが、
メジャクラならライカル辺りとセフィアCI4なら、
バッチリバランス取れて軽~い感じになりますね。

それと記事の中でも書きましたが、
セフィアCI4も05バイオ系の旧設計ボディなので、
SR-バランスボディじゃないんですよね。

長さでも変わってくるんですけど、
基本的には記事の中で書いたロッド自重よりリールが100gプラス前後くらい(リールが多少重い分には問題なし)が、
やはりバランス的にも良いかなと思います。

まぁでもエギングの場合シャクりのスタイルによっても変わるので、
一概には言えませんけど、夜はそんなに激しくシャクる必要はありませんから。

実際僕のタックルだと8.8Fのロッド140gにリール245gでしたから。。
バランス的には取れてますけど、やっぱ重かったですよ(笑)
エギングの場合どっちか先に軽量化したいなら、やはりロッドが先ですかね。
仮に僕のロッドにセフィアCI4だとか~なり辛いと思います(汗)

メジャクラはロッド自重をHPに書いてないのが多いのが難点ですよね。
Posted by at 2011年09月09日 06:08
バイオマスターの検索からやってきました。
初心者の自分にはとても読み応えのあるブログでした!
先日、ムーンショットの906MLを購入しました♪
次はリールをと思っているのですが、なかなか選べずにいます…。
お店の方の話しによれば、バイオマスター4000HGがお勧めとのこと。
自分は堤防釣りでイナダやスズキ、ヒラメやイカといった魚を、友人の竿を借りて楽しんでいました。
今後もマイ竿で堤防釣りを楽しもうと思うのですが、906MLとのバランスがよいリールがありましたら教えていただけませんでしょうか。
また、ブログを拝見させていただいて、バイオマスターのC3000HGもいいかなーと思ったりもしましたが、4000HGとの差額があまりないようなので4000HGでもと悩んでおります。。
よろしくお願いします。
Posted by K at 2012年06月19日 21:44
<Kさん

最近余り自分のブログ見てないんで、
せっかく頂いたコメント見過ごすところでした(汗)

この記事の内容は少々古いなと思うところもあるんですけどね。。

今シマノのHPで確認したところ、ムーンショット新しくなったんですね。
っていうか、今見たら906MLって同じ長さのディアルーナより軽いんですね(驚)
Kさんが購入されたのは新しい方でしょうか?
古い方は設計が今と違って結構重量があったように思いますが、
一応今のモデルと仮定しますね。
古い方のモデルなら改めて教えてください。

で、ブログの中で書いていた重量バランスですが、
バイオマスターでしたらC3000HGでも4000HGでも、
問題なくバランスは取れると思います。
トータルで軽くなるのはC3000HGですが、
4000HGでも手元に重心が来る分、先重り間は感じにくくなるので。

でも軽さと操作性を求めるならC3000HGでベストバランスだと思います。
シマノのシーバスインストラクターの泉氏も9.6Fのロッドに、
C3000HGの番手を合わせていますので(候補のロッド、リール重量と大体同じ重量バランスです。)
シーバスだけならC3000HGで良いと思います。
4000番台だと一気に重量が重くなってしまうのが悩みどころですよね。

ただ、同じインストラクターの鈴木斉さんは8.8Fのロッドに4000番ボディの3000番(ステラだけにある番手)を使っています。
常にランカー狙い、磯や大河川で重いルアーもよく使うという方は、4000番クラスの方が向いてますね。

ただKさんが何をメインで狙うか、
今後どういった釣りをするかに掛かってくると思います。
青物やヒラメ、シーバスも大型がヒットするフィールドなら4000HGが良いと思いますし、エギング(イカをエギングと仮定して)をメインでするならC3000HGが良いと思います、というか4000番じゃ厳しいです。

4000HGとC3000HGは重さ以外に、構造的にギヤの大きさ、
ハンドルの長さ、当然ボディの大きさなどが変わってきます。

単純に大きい番手の方が耐久性という面では優れています。
特に青物などの引きの強い魚を相手にする場合、
リールでゴリ巻きするとギヤやボディに負担が掛かるので、
4000HGにした方が良いかと。

重量が一番ネックになっているなら、新しく出たレアニウムCI4プラスなら、
4000XGで240gと驚異的な軽さで、ボディも大きくギヤもCFギヤなので、
耐久性もあって良い選択肢かな~とも思います。
ただバイオより少々高いですが。
それとも旧レアニウムの4000が値段安くなってて狙い目になってるかもしれませんね。旧レアニウムは少々設計が古いんで、できれば新しい奴の方をオススメしたいですけど。

というわけで、長くなりましたが、
金額的に余裕があるならレアニウムCI4プラス4000XGが一押しです。
ただナイトシーバスにXGは少々ギヤ比高いかなという気もします(汗)
バイオマスターなら、シーバスだけやるならC3000HGで、
青物とかも釣るなら4000HGが安心できると思います。

ちなみに、現行のバイオマスターはスプール軸に付いているカラーをベアリングに交換、スプールをAR-Cのライトスプールに変えることで、リジットサポートドラグ化&多少の軽量化が出来ます。さらにやるならローターもCI4に変えることも出来るだろうとは思います。まぁ、ローターまでやっちゃうとメーカーの保証がなくなっちゃうので自己責任で、ってことになりますが。

それにしてもイナダにスズキ、ヒラメにイカですか~、
何でも来いって感じで羨ましいフィールドですね!
また決まったら教えてください。
Posted by at 2012年06月20日 04:37
竹さん、こんばんは☆
早々にアドバイスをありがとうございます。
とてもうれしいです♪

ムーンショットですが、まだまだ初心者ですし、予算もあるけど、そこそこの竿が欲しい!ということで、型落ちのムーンショット(167g)を買いました。
9.6Fを選んだ理由としては、友人と釣りに行くとイソメをつけて距離を飛ばす釣り方が多いので、少し長めの竿を選びつつ、ルアー釣りも楽しんでみたいなーと思い選びました。

いままで釣ったイナダも40センチぐらいの型が最高で、そのときのリールも3000番だったと思います。(たしかオレンジのスキップバニーで釣った記憶が…(笑))
なので、C3000HGでもいいのかなぁと思っています。

それとイカのエギングも手っ取り早く同じ竿で!と考えたのでミディアムの竿にしたのですが、この間リールを見に行ったとき、店員さんに「その竿では無理ですね!」とざっぱり斬られてしまって・・・。
「それなら捲きにストレスのない4000番で青物を狙いましょう!」という展開でバイオマスターの4000HGを薦められた感はあります(笑)
でも、竹さんのお返事からするにイカのエギングも出来そうなので、C3000HGがいまのところ最有力候補です!(4000HGだと厳しいというのは、重くて疲れるという意味合いでしょうか?)
予算はPEを巻いて2万円くらいを予定してます。
まだ糸を付け替えてとまではいかない自分の場合、1号の糸が無難ですか?

初心者若葉マークが口にしたら怒られそうですが…、黒鯛もこの手の竿とリールで狙えたりするんでしょうか?

いろいろ聞いてしまってすみません σ(^ー^;)
Posted by K at 2012年06月21日 00:26
<Kさん

ムーンショット、旧モデルの方で、餌釣りなどもされるんですね。

バランス的にはC3000でもリールの重さは糸を巻いた状態でプラス10グラムと考えると265グラムで、いけなくも無いですね。
ただ、4000番の方が先重り感が出にくいと思いますし、
長時間使うとなると4000番の方が楽かもしれません。

ただエギングに関しては、
店員さんと同様に僕もその竿ではかなり厳しいと思います。
というか無理と思ったほうが良いと思います。。

エギングというのはシャクりをひたすら繰り返すので、基本的に9F以上のロッドになってくると、超軽量で専用設計されたものでないと操作することができないです。そのため、エギング専用ロッドでも9F以上のものはそれほど多くありません。

しかも旧ムーンショットはガイドの設計もYSTという一世代前のものなので、糸をふけさせてシャクったときにPEラインがガイドに絡みつきやすいです。
これはやってみればすぐ分かります。

自分が沖縄でやってたような、エギをあまりシャクらず、タダ巻きにたまにアクションを加えるというような釣り方ならできると思いますが、一般的な日本のフィールドでのエギングは通常のエギングが主流だと思いますので。

その店員さんの言うように、とりあえず色々狙うにしても、何か一つでもメインとなるターゲットを想定してタックルを選んだ方が、結局どっち付かずで使いづらくなって後々後悔することも無いような気がします。

だから4000番のリールをオススメされたのでしょう。
青物もメジロ以上となってくると、リールもロッドもシーバス用じゃなくて、
それ相応の物を使わないと駄目だと思いますが。。


一番万能的に使えるタックルを一つだけ挙げろ、と言われると、
ターゲットからするとエギング用の8F~8.6Fのミディアムライト~ミディアムヘビーのロッドとC3000番クラスのリール、になるかなと思います。
これだと、80センチ以下のシーバス、イカ、ハマチクラスまでの青物、クロダイ、堤防でのちょい釣りなどに幅広く使えると思います。
快適かどうかは別ですが。。

9.6Fのロッドとなると、やはり遠投が必要なフィールドがメインのロッドになってきますので、操作性という面では劣ります。
シーバス、青物、ヒラメを大場所で狙うのに向いてます。


黒鯛は餌釣りじゃなくてルアーで、ということでしょうか?
ルアーで、ということになると9.6Fのロッドだと、僕的にはキツいです。

黒鯛はルアーでも地方によって狙い方が違う(ポッパーで狙うやり方、底をズル引きするやり方など)んですが、リールはC3000番で良いと思いますが、
ポッパーにアクション付けたり、底をズル引きする際など繊細な穂先で無いと底を感じたりショートバイトを感じにくいので、必然的に操作性が良くて軽量な7~8F台のロッドが必要になります。

自分も一つのタックルで色々狙えたらいいな、とは思うのですが、
やはりそう上手くはいきません(汗)
値段が安いものでも、専用の物のほうが結局は使いやすいです。。

ただ、リールのC3000番という大きさは、比較的万能的に使えるサイズです。
なので、今回はC3000番を買って、エギング用には別でロッドを購入されてはいかがでしょうか?

最近ではエギングブームも落ち着いてきて?中古のエギングロッドは比較的数が出回っているように見受けられますし、新品でも5千円~1万円以下でも充分使えるものも結構あります。
ただし、エギングロッドはできるだけ軽いものを買ったほうが良いです。

ラインは色々やるなら最初はPE1号で良いと思います。
PEとリーダーの結びなんかも慣れてないということであれば、
最初は価格が安くで、簡単な結束でも強度の出るシマノのパワープロなんかが使いやすいと思います。


ちなみにリールを買うとき、一応お持ちのロッドを持っていって付けさせてもらった方が良いと思います。結局は使う人の感覚が大事ですから、C3000番で少々先重りしてもOKかどうか、4000番も付けてみて比べてみると良いと思いますよ。
Posted by at 2012年06月21日 21:02
竹さん、こんにちは
ご報告が遅くなりました ^^;

先日、4000HGを購入しました。
竹さんのアドバイスを頂いたように、お店にロッドを持参してC3000HGと4000HGをつけさせてもらいました。
おかげさまで、取り付けたときのリールの重さや、先重り感の違いを実感できました。
悩みに悩みまして(笑)、決め手は竿との外観的なバランスでした(汗)
9.6Fの竿にC3000HGを取り付けるとなんとなく、小さいような気がしまして。。
逆に、4000HGを取り付けると、安心するような感覚を受けるといいますか。。
それから、竹さんの “とりあえず色々狙うにしても、何か一つでもメインとなるターゲットを想定してタックルを選んだ方がいい” というアドバイスが利きました。ありがとうございました。
あと店員さんに、「堤防釣りをするなら、4000HGとC300HGはどちらを買っても、“どちらを先に買うか”であって、どっちを買ってもハズレではないですよー」と言われ、今回は4000番にしました。
釣りに慣れたら、エギング用の竿もC3000番のリールと一緒に買えたらなと思います。
PEラインは、店員さんに薦められるがままVARIVASのハイグレードPE1.2号を巻いてもらいました。
FGノットっていう結び方で付属のナイロン糸をつけてもらったのですが、なかなか難しそうな結び方ですね(汗)
カブスカウト出身ですが(笑)、結び方の勉強がかなり必要そうです。。
初心者なのでどの結び方をどこに使うのか把握してませんが、竹さんのお薦めの結び方がありましたら、ご教授ください!
①PE(道糸)とショックリーダーの結び方
②ショックリーダーとサルカン(ボールベアリング内臓)の結び方
この他にも覚えておいた方がいい結び方がありますでしょうか。
お世話になりっぱなしですみませんが、よかったらぜひ教えてください!
よろしくお願いします。

追伸、ジグは店員さんに薦められて25~28gのピンク色を買いました!
ピンクの小魚を青物は好き好んで食べるんですね(驚)
あと、ワーム用にカルティバ ドリフトアックス JH-62 なるものを薦められるがままに(笑)
それにしてもワーム・・・ちょっと触りがたいです。。
Posted by K at 2012年07月05日 18:38
<Kさん

4000番にされましたか。
店員さんの言うとおり、「どちらを先に買うか”であって、どっちを買ってもハズレではないですよーって」のは納得です。

ショックリーダーの結び方ですね。
そういや自分も色々試してみましたね。

①結論的に言うと、FGノットがオススメです!
自分はほぼFGノットしかやりません。
極細PE0.4号とかの場合は3.5ノットという簡易ノットですが。

Kさんは青物を狙われるとのことですので、
やはりPEラインの強度を出来るだけ生かすため、
FGノットのような摩擦系のノットを習得されるのが良いと思います。

FGノットは少々練習が必要ですが、
強度&ガイド抜けが良いノットなので、覚えて損は無い、
というか慣れれば結局はこれ以外のノットを組む理由が無くなります。

よくFGノットは時間が掛かるとか、
強度にバラツキがあるとか言われますが、練習と慣れです。
自分は捨てるラインで組んでは引きちぎって、という練習してましたね。
自分の場合メインラインには編みこみすることはあまり無いです。
「強度は最初の締め込みで決まる」ので、ここが大事ですね。

自分のFGノットは人とちょっと違う?のか捨てるラインも短く済んで、
割と早いと思うんですけど、機会があれば動画にでもしてみようかと思ったりしてるんですけどね。


FGノットの簡易型のSFノットも、リーダーを長く取らなければアリと思います。
あと、今初めて見たのですが、誠哉ノットっていうノット、
なかなか簡単でそこそこの強度出そうですね。

クレハとユニチカのサイトにノットの結び方色々載ってますので参考に。
http://www.seaguar.ne.jp/knot/index.jsp
http://www.unitika.co.jp/fishing/knot/index.html

②ショックリーダーとサルカンの結び方。
その前にベアリング内臓のサルカンってこのタイプでしょうか?
http://www.owner.co.jp/product/detail.php?no=72808
このタイプなら強度的に問題ないと思いますが、
値段結構高いんじゃないですか?
もし上のタイプじゃなくて、
ローリングスイベル付きのサルカンなら止めたほうが良いですよ。
強度的に不十分ですので。

もし青物狙いの際にスナップを使うなら、
クロスロック型のスナップを使った方が良いですよ。
http://www.owner.co.jp/product/detail.php?no=72810
本当はスナップも使わない方が良いんですけどね。。

で、ノットの結び方は自分の場合、強度最優先(根掛かりとかがあまり無い場合)ならパロマーノットのあとにユニノットをしたものか、名前が分からないんですが、二つ折りにしたラインをスナップに入れて折り返し、
ハーフヒッチを交互に編みこんで最後にユニノットするノットを使ってます。
回遊魚ナブラ撃ちやナマズ狙いのときはこれです。

あと、シーバスやエギング、チヌの場合はハングズマンズノットを使うことが多いですね。ユニチカのサイトではハングマンズノットが最強のように書いてますが、僕的には先に挙げたノットの方が強いと思うんですけど。。


ジグは堤防なんかのライトショアジギングでよく使われるのが28~42gくらいのものが多いんじゃないでしょうか。ピンクとかブルーは定番なんで、間違いないと思いますよ!あとグリーン系とか赤金とかありますけど、ブルーピンク辺りが一番無難じゃないでしょうか。

ワームにドリフトアックスと言うことは、ワインド仕掛けですね。
これは糸ふけを作った状態で連続でシャクルことで左右にダートさせて釣る釣り方です。大阪ではこの釣り方で太刀魚を釣るのは流行ってますけど、これはお持ちのタックルだと少々重くてしんどいかも知れません。。

ジグもシャクってアクションを付けないといけませんが、
ナブラ状態なら早巻きでも良いかも。

ただジグで食わないこともあるみたいなので、
僕的にオススメは最近流行の鉄板系のバイブレーションですね。
たとえばhttp://www.jackson.jp/lures/item_sf26.html
これだと巻いてるだけでOKですし、飛距離もジグと変わらないくらい飛びますんで。日中のシーバスも釣れますし、もちろん青物にも効果的ですよ。
Posted by at 2012年07月10日 07:59
竹さん、こんにちは

以前、リールを購入する際にいろいろ教えていただいたKです。
その後、お礼のコメントも出来ず、すみませんでした。

新しいリールを購入して、2度だけですが出掛けてきました。
エギングにも初めて挑戦してみたのですが、竹さんのおっしゃっていた通り、糸をふけさせてシャクるとラインがガイドに絡みつきやすく、釣果は散々でした。。
一方、GWは青物狙いで出掛けると、竿・リール共によく、鰆とイナダを数本ずつ揚げてくることが出来ました。先重り感もなくとても快適でした。

糸の結び方も、竹さんに教わったHPを参考に練習して行ったおかげで、ストレスなく釣りを楽しみことができました。
初心者に適切なアドバイスをありがとうございました。

徐々に自分の道具を増やしていきたいなと思います。
いまはクーラーボックスが欲しくてたまりません(笑)
どれにしようかと選んでいるときがいちばん楽しいのかもしれませんね!
Posted by K at 2013年05月12日 14:13
<Kさん

コメント返信遅れてすいません。

青物狙い、うまい具合に釣れて良かったですね。
ほんと羨ましいです。

自分のアドバイスが多少なりともお役に立てたのであれば、
ほんと良かったです。

道具は上を見たらキリが無いですもんね。
自分も欲しいものは色々ありますが、
なるべく必要最低限にしよう、と思いつつ、
なんやかんや買っちゃいます。。

クーラーボックス…これもターゲットによって大きさ選ぶのも迷いますね。
自分は去年ライトゲーム用にシマノのフィクセルライト、っていうのがセールで安かったので買いました。

ほんと、選んでるときが、っていうのはおっしゃるとおりですね~。
Posted by 竹 at 2013年05月17日 21:43
バランスのブログ、とても為になりました。
ありがとうございます。

あまり詳しく無いので、教えて欲しいことがあるのですが、
お店の人に
「シーバスロッドの10フィートあたりからは、シマノの4000番か
ダイワの3000番は、欲しい」とのことを言われました。

その理由を聞くと
ラインの通るOリングの一番リールに近い物に高さがあると、。
それの高さより少しは高くないとラインがスムーズに出て行かない。
つまりラインがへの字になり
飛距離に影響があると言われました。

つまり、リールの足を下にして(つまりロッドから)、スプールの中心までの
距離(高さ)が、必要だと言われました。

PE専用ロッドなどは、最後のリングが低い物もあるので
気にならないのですが、ショアジギ用などM調子のロッドは、
結構な高さがあるので、よかったら良いリールを
教えて欲しいです。

今使っているロッドは、KGレボリューションのヒラ11です。
購入予定の物は、風神ADAngel Shooter 93MLX です。

よろしくお願いします。
Posted by haru at 2014年01月08日 20:04
<haruさん

初めまして、コメントありがとうございます。

長々と返信書いてたら、投稿時に消えてしまいました(涙)

なので、短くまとめて書いときます。

オススメリール、ということですが、
購入予定の風神AD93MLXに合うリール、ということでしょうか?
ショアジギ用のリールでしょうか?
イマイチどちらか分からなかったので...。
因みにKGエボリューションのロッドにはどのようなリールをお使いなのでしょうか?

一応仮に購入予定と仰っている、
風神AD93MLXに合うリールってことで書きますね。
ショアジギ用だったら長さとかモデル書いてもらえるとありがたいです。

アピアのロッドはテスターの拘りが強く反映されてるロッドで、
リールも予め想定されてるものにあわせてあるので、
このモデルでしたら濱本さんのタックルを参考にされれば間違いないかなと。
恐らくセルテート辺りを付けて良い感じになるように設計されてるかと。

2510H、2510Rあたりが良さそうだなと思いますが、
3000番付けてバランスがどうか、ですね。

シマノだと自分なら手持ちの10ステラ3000番を付けると思いますが、
感度重視でヴァンキッシュ4000番なんかもいけそうかなと。
シマノでC3000番だとバランス的に大丈夫でも、
ガイド径と飛距離を考慮するとやや小さいかも?です。

もし的外れな事書いてたらすいません(汗)
Posted by 竹 at 2014年01月09日 23:06
お返事、ありがとうござます。

やはり、結構高さが必要なことが分かり、
バランス、高さ等考えて、悩んでいましたが、
お返事してくださった、ヴァンキッシュの4000番に
することに決めました。

ありがとうございました。


ちなみに今、使用中の物は、いろいろ手を加えた’10 プレイソ 3000 LBDです。
Posted by haru at 2014年01月12日 12:50
初めまして、
CI4+の事を調べてたらたどり着きましたのでちょっとアドバイスをお願いします。

当方、先日、13ラテオ100MLを購入いたしまして、それに合うリールの検討をしていた所、シマノのエクスセンスCI4+4000XGにしようと思うのですがバランス的には大丈夫でしょうか?

また、CI4+の強度的には問題はありませんか?

主にサーフからのヒラメ釣りに使用します。
座布団クラスや60upのシーバスが掛かった時でも歪み等の問題なく使用出来ますか?

質問ばかりですいませんm(_ _)m
Posted by たけぞう at 2014年01月15日 15:10
<haruさん

コメント返事が遅れてすいません。
ロッドはアピアのものに合わせるもので良かったんですね。

ヴァンキッシュの4000番、良いと思います。
ヴァンキッシュが出てから、それまでステラ使ってたインストラクター陣も、
ヴァンキッシュメインに使ってる方が多いみたいですね。
やはり巻きの軽さ、感度向上の恩恵は大きいってことですね。

自分も10ステラの3000番、最近は殆ど出番が無いので、
売ってヴァンキッシュの4000番か、新しいエクスセンスのLBDにでも買い換えようかな~と思ったりもしてます。
Posted by 竹 at 2014年01月15日 21:38
<たけぞうさん

初めまして。

13ラテオ100MLに合うリールをお探しとのことですね。
シマノのエクスセンスCI4+4000XGがバランス的にどうか、
ってことですね。

重量バランス的には自分は「そのもの」を付けた訳じゃないんですが、
問題ない、というかスペック上では良いんじゃないでしょうか。

ただ、ダイワ、シマノの組み合わせはあまり好まない方が多いです。
これは単にブランド的なことで避ける方が多いというのも確かですが、
スプール径の違い&ガイドセッティングなんかが違うというのもあるかと思います。

ただ、ラインがバットを叩いたりすることがあるのは、
シマノのロッドにダイワのリールを付けた場合が多いので

(ダイワのリールの方が同番手でスプール径が大きいのと、
スプールエッジからのラインの放出がAR-Cスプールに比べてやや膨らんでいるので)

今回の場合は大丈夫だと思いますが。

とは言っても、やはりダイワのリールの方が自社のスプール径に合わせてガイドセッティングしているので、リールもダイワの方が結果的に飛距離も良いかも?
まぁ殆ど実感できるような差ではないかもしれませんが、理論上では(汗)


問題はCI4+の強度ですね。
CI4+ボディのリールはまだ使ったことがありません。
やはり自分もどこかで強度的に問題ないかな?っていう風に思うので(汗)

というのも、自分は09ツインパMGを使ってて、
ローターがCI4でタワみが気になったんです。
状況としては、テンションを強く掛けてPEラインを巻くと、
スプール上下で隙間が出来て、
その状態で使用すると、ライントラブルが連発していたんです。
たぶん個体差もあって、自分のローターは特に柔らかいんじゃないかと...

この原因がCI4のタワみのせいだとは当初気付かず、
メーカーに出しても正常だといわれる始末...
で、ラインテンションをあまり強く掛けずに巻くようにしたら、
隙間もマシになり、ライントラブルも無くなりました。

魚を掛けてやり取りでのタワみは気にならずに今でも使ってますが
(ボディがMGというのもあると思います)
できれば交換(改造)したいなぁ、と思ったりしてます。
ヴァンキッシュのCI4+のものにローター周り全部変えると、
値段がかなり掛かってしまうんですが(涙)

少し自分の話になりましたが、
まぁこれはCI4+じゃなくて、その前のCI4ですけどね。
CI4+になって強度的に向上していると思いますが、
多少のタワみはあると思っておいた方が良いかもしれません。
でもシーバス、ヒラメ釣りで問題があるくらいにタワみが気になるか?
と言われると、使い方次第になるかと。

ドラグを使っていなしてやり取りする場合は、殆ど問題ないと思います。
シマノからもAR-Cエアロっていうサーフ向けのリール出ましたしね。。
ただ、磯場とかで所謂「井上ファイト」のようなやり取りを繰り返したり、
サーフでも青物がよく掛かったりとなると、
長く使う事を考えると耐久性的には厳しいかも。


蛇足かもしれませんが、カーボン樹脂素材では、
ダイワのザイオンの方が剛性がある、と言われてます。
はっきりシマノへのあてつけで、MGより強度を上回るって言うくらいですから。

なので、エクスセンじゃなくて、
ルビアスって選択肢もありかなと思います。
ただ、こちらはローターがザイオンじゃないんですけどね。。

でも、サーフという環境を考えると、
マグシールドの恩恵もあると思いますし、
自分ならラテオに合わせるなら、
エクスセンスよりも同価格帯のルビアスの3000番かなぁって気もします。

長くなりましたが..
何かしら参考になればいいんですが。
購入時には、やはり自分のロッドにリールを合わせて最終的に納得いって買われるのが良いと思います。
Posted by 竹 at 2014年01月15日 23:09
竹さん

こんばんは、返信ありがとうございます。

当方もダイワにはダイワ(ルビアス)と思っていたのですが、リバーシーバス釣りをしている会社の同僚と話していたら、リールはシマノの方が良いと言うので悩んでいました。

同僚によると今までシマノ(ツインパ?)を使っていたけど去年ダイワ(セルテート?)に変えた所、何回か釣るうちにシャリシャリするようになったとか...


マグシールドも興味を惹かれるんですが、調子悪くなったらメーカー送りになるとか...自分でメンテ出来ないとか聞くので自分でメンテ出来るシマノの方が良いかなと思ったりもしてます。

竹さんもCI4+の強度は気になっているんですね。
バイオとも思ったんですけど重量が...


やっぱり最後は自分のフィーリングなんですかね(;^_^A
Posted by たけぞう at 2014年01月16日 23:56
<たけぞうさん

同僚の方はセルテートに変えて何回か使ってシャリシャリ、
が出るようになった、リールはシマノの方が良い、という事ですが、
自分も10セルテートを出てすぐに購入して使っていましたが、
当初からシャリシャリした感じの巻き心地で、ダイワはこういうもんなんだ、
と思っていましたが、後にとある店でセルテートを触ってみたら、
全然フィーリングが違ってヌルヌルとした回転で、
かなり個体差があるんだな、と思いました。

リールに関してはシマノ、ダイワ、どちらが良い、
とは一概には言えない部分があって、
何を重視するか?判断材料によって変わるので難しいです。

マグシールドに関しては、世間では概ね受け入れられているようです。
ダイワが言うにはマグシールドになって内部のサビ、
ギヤの異音などでの修理が大幅に減った、と言ってるので、
効果あるのは間違いないですね。

ただ、調子悪くなったらメーカー送りになる、というのは、
裏を返せば調子悪くなるまでメーカーにオーバーホール出す人が少ない、
出す頻度が少なくなったとも言えるかも?

マグシールドを使って不具合があった人がいるのは確かでしょうけど、
全体としてみた割合では、かなり少ないのでは?と思います。
ただ、やっぱり自分で何も手出しできない、
ってのは個人的にはあまり良く思わないので、
自分はリールは基本シマノのものを使うことが多いです。

あと、マグシールドで内部がサビなくても、
当然ギヤ自体は磨耗するわけですから、
交換せずに使い続けるわけにはいかないですよね。
自分の10セルテート、今は売ってしまいましたが、
沖縄でオニヒラアジを何回か釣ったのが原因か分かりませんが、
ローターにガタがあったので、分解してギヤも見てみたら、
使い込んでないのに磨耗してたし若干ゴリでてました。
初期ロットでハズレ引いたのかなぁとか...今となっては判りません。

たけぞうさん自身は今までシマノ、ダイワ、
どちらのリールをお使いだったんでしょうか?
これまでご自身でシマノリールを分解メンテされていたのでしたら、
ダイワに乗り換えるのは多少不安要素になるかもしれませんけど、
メンテが楽になる、と考え方を変えればプラス要素かと。

シマノも基本分解メンテはパーツ取り寄せて自分でやることはできますが、
メーカーとしては推奨してませんし、
僕自身もこれまで自分で分解とかパーツ交換してきて、
そこそこ「授業料」を払ってますから、メーカーに出す方が維持費が掛かる、
とも一概に言えないかなぁ、という気もしてます。

CI4+、ザイオンの強度はやはり使い方次第、としかいえませんが、
よく考えると、お持ちのラテオがMLクラスのパワーということなので、
必然的にそこまでパワーファイトできるロッドではないと思うので、
ほぼ問題なく使用できるかと思います。
塗装や質感がメタルボディには劣るので、
ちゃちいかな、と感じるとは思いますが、実用強度はあると思います。

因みに万が一エクスセンスのギヤにゴリが出ても、
自分で交換するならピニオン、ドライブ両方でも¥3000です。
あと最近のシマノリールはドライブ、
ピニオンのガタが少々気になる個体も結構多いです。
ワザとメーカーが広めにクリアランスをあけてるのかな?とも思えますが。
それとX-SHIP搭載機種でクロスギヤ周辺からチリチリと異音が出るものもありますが、これらは店でチェックされた方が宜しいかと。
まぁあんまり神経質になりすぎるのもどうかとは思いますが(汗)

ルビアスか、エクスセンスか...迷いますね。
たけぞうさんがこれまで使ってたリールのスプールが互換性あるかとか、
そういったとこで決めちゃっても良いかもしれません。

あとは実際にロッドに両方セットしてみて、
たけぞうさんの中のリトルたけぞうに訊いてみるのがよろしいかと(笑)
Posted by 竹 at 2014年01月17日 22:05
竹さん

こんにちは、竹さんのセルテートもシャリシャリ感があったんですか...やはり大量生産だから当たり外れが有るんですかね?(^_^;)

自分は今まで数十年オールドタックルでのトップウォーターオンリーの釣りをしていたのでリールメンテ等は大丈夫だと思います。
OH中、釣り出来ないのも辛いのでやはり自分で中身のチェックが出来るシマノで行こうと思います。(^-^)


色々とアドバイスありがとうございました。

また気にな事が有ったらアドバイスお願いします。

ありがとうございました。
Posted by たけぞう at 2014年01月19日 14:43
<たけぞうさん

自分のセルテートはシャリシャリというよりは、シャーシャーって感じでした。
当時購入した店員の人はダイワは大体そんな感じ、って言ってましたけどね。。
まぁダイワにせよシマノにせよ、多少の個体差はあると思うので、
店頭で可能なら在庫分あればチェックさせてもらうのが良いかと。

オールドタックルで数十年の経験がおありなら、問題無しですね。
分解メンテしてるブログはネットで色々あると思うので、
参考にされたらと思いますが、普段は水洗いとオイルを刺しておけば、
ハードに使わない限り、
基本的に分解してのメンテは1年に一回くらいで大丈夫かと思います。

シマノはボディにオイル注入口がありますが、個人的にあまりここから頻繁にオイルを注入しない方が良いと思います。(ギヤのグリスが流れるので、やるなら低粘度のグリスを注入した方がまだ良い気がします。)

また何かあったら気軽にコメントしてください(^^/
Posted by 竹 at 2014年01月21日 22:16
お世話になります。非常に興味深い内容で一度考えてみて、自分のタックルと比較してみました。
こないだ、シマノのモンスターリミテッド93を購入しましたが、14ステラ3000xgを購入して使用しようとしてましたが、ところが今の内容を見ると少し違和感を感じてしまいました。やはりこの場合は4000クラスの安いリールを買って試してみようと思いました。xgのギアのものでなおかつ手頃で中古で購入してみることで、商品名称 エクスセンスCI4+ 4000XGS
を選んでみようと思いますがどうでしょうか。すみません。
Posted by kt at 2017年05月14日 11:03
<KTさん

ブログの仕様変更したせいで、コメントチェックが遅れてしまい申し訳ありません。
シマノのモンスターリミテッド93という事は、ターゲットはネイティブトラウト狙いになるんでしょうか?
自分はそちらの分野に疎いのですが...
ktさんが考えているステラには3000XGという番手は無いと思うのですが。。?
3000HG、もしくはC3000XGでしょうか?C3000XGが軽いので、エクスセンスCI4+の245gと重量が有る方がバランスがイイと考えてということでしたら、その方がバランス的には良くなると思います。でも個人的にはステラ3000HG、4000XG辺りの方がバランスが取れるのではと思います。

値段的な面で迷っているということならヴァンキッシュ、ツインパワーの4000XGも候補に入れても良いんじゃないでしょうか?ツインパワーは295gとやや重くなりますが、ロッドが180gあるので、少々重くてもバランス的には問題ないと思います。というより、ツインパワー4000番クラスを想定して作ってあるような気もします。最後にちょっと確認してみたところ、このロッドは別売りでバランサーウェイトが入れられるようですね。自分の持ってる旧AR-Cもこのタイプでしたが、多少重量が軽いリールでもバランサーを入れれば良い感じになるので、エクスセンCI4+4000XGでも問題ないかもしれませんね。この場合は20gのウェイトを入れると良い感じになると思います。

長くなりましたがご質問の意図と違った解答でしたらすいません。
Posted by 竹 at 2017年05月18日 03:43
いろいろ教えていただき本当にありがとうございます。助かります。
ステラはC3000XGでした、すみません。

基本的にサクラマスで使用しようと思っています。
その他、河口でシーバス用にも使えるかなと思ってです。

以前、貸してもらって使ってみると、モンスターリミテッドの感度や飛距離に関心を持ち、やっと購入できた状態です。

バランサーは購入しましたので、色々考えましたが、ステラ14C3000XGを購入してみようと思います。(おもいきって笑)

しっくりこないと思ったら、エクスセンス4000番を購入してみようと思います。中古で・・・

本当は、4000番のステラを購入すると良いと思いましたが、3000番がポピュラーで色々使えるかなと考えた結果です。

大変丁寧に教えていただきありがとうございます。

今後共ブログを拝見させていただきたいと思います。


いろいろありがとうございます。
Posted by KT at 2017年05月19日 12:42
<KTさん

そうでしたか。
他にも流用を考えてということならC3000番が良いかもしれませんね。
たぶんこのロッドが作られた当時は4000番クラスを想定して作られたんでしょうけど、バランサーで対応できれば良いですね。

あと、14ステラに限らずツインパワーもそうですが、新しいラインローラーは注油しないで使うことが推奨されてますが、ベアリングが錆びる現象が結構起こってるみたいです。今は対策されてるのかもしれませんが、もしすぐに異音がしてくるようなら注油して使ったほうが良いかもしれません。
Posted by 竹 at 2017年05月19日 22:12
いつも大変お世話になっています。

ステラC3000XGを購入しました!

モンスターリミテッド93につけて、テストしてみました。

バランサーを全てつけて +45gで10gのミノーをキャスティングしてみました。

距離は50mでした。

今度は、バランサーを外してキャストしたら、手にパワーをかけなくては飛ばないという感覚でした。

感想ですが、うーんと言った感じです。

ステラに関しては、回してみると、ひゅーひゅー言いますが、これって普通なのかなと疑問に感じましたが、一番に思ったのが振り切って思いきりキャストしてもイマイチ普通の竿と変わらない飛距離なのでした。

エクスセンス4000番に手ごろなロッドでも、キャスティングと操作性はもっとよくなると、思ってしまいました。

これを機会に色々試してみようと思います。

モンスターリミテッド93は12g以上なので、それ以上のルアーで使おうと思います。

少し悔しい思いをしてしまいましたのですが、勉強と思って今後に役立てようと思います。

今度、機会がありましたら相談させて下さい(笑)

ありがとうございます。
Posted by KT at 2017年05月22日 13:32
<KTさん

またまた確認が遅れてしまいすいません。
ステラ購入されたんですね。
バランス的にはバランサー入れると良い感じみたいですね。
飛距離的には10gのミノーが50mなら悪くないんじゃないでしょうか。
ステラだから特に飛距離伸びるって訳でもないですから。
むしろロッドが12gからの設定でしたら、やはりそれ以下だと気持ちよくは投げれないかもしれませんね。
ロッドによって気持よく投げれるウェイトって大体設定されてるウェイトの真ん中くらいが多いので、河口のシーバスには良い感じかも知れませんよ。

それでは、また機会があればコメントください。
Posted by 竹 at 2017年05月28日 09:22
確認がおそくなり、ご返信いただきありがとうございます。
色々今回はお世話になりました!

ありがとうございました。
Posted by KT at 2017年06月07日 14:19
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
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