2022年03月02日
忘れ物した日に限って釣れるのか… シーバス釣行
厳しかった寒さも昼間は10℃を越えるようになってきて、
ようやく春が近づきつつありますが、
これからの時期、例年3月は苦戦するシーバス釣行へまた行ってきました。
よくタモを忘れた時に限って釣れる、
とか言うジンクスみたいなのが釣りでもありますけど、
なんか今回はそんな感じの釣行でした
昼間結構暖かかったせいか、生命感の全くなかった前回に比べて、
この日は到着時からボラの気配があり、イケそうな予感
去年の秋からこれまで数はあまり釣れてないので、今回は攻め方を変えてみることに。
前回までは先に水深が無くなってくる上流を攻めてから、
どんどん下流側へ移動して、というプランでやっていましたが、
大きく移動するとどうしてもプレッシャーを掛けてしまうので、
最初から下流のディープ側へエントリー。
ただ、下流側はどうしても流れが弱いんですよね…
で、最初はそろそろ3月ということで、チヌキビレも河川へ入ってきているかも、
とバイブレーションを遠投してリフト&フォールで誘ってみると、
思った通り2,3投目ですぐガツンとヒット
喰いきれなかったのか、スレ掛かり...まぁよくある事ですが。
ただ…ここで重大なミスをしていることに気づく
すぐにリリースして次…と思いましたが、
まさかのフィッシュグリップとプライヤーを持ってくるのを忘れるという大失態
せめてどっちかだけでもあればまだマシやったのに。
何とか持ってたストリンガーを引っ掛けて外すことに成功しましたが、
このまま続行しても厳しいと思い、一度上がって落ちてた金属の棒を拾って、
それを曲げて針外しにすることに。
そうこうしているうちに、良い時間になってきたので、
もう一度ディープ側方面へ向かい、手前側の駆け上がりと、
遠投先の流心両方攻める作戦に。
気付けばさっきまで跳ねてたボラも跳ねなくなって下って行ってるみたいなので、
シーバスが回遊してきたんでしょう。
最初は自分の手前は流れが殆ど出ないので、
遠目の流心方面まで遠投してダウン側へドリフトさせるのに、
伝家の宝刀スイッチヒッター105Sを使うと、程なくヒット
水温が上がってきたせいか、結構ファイトも力強く感じました。
この日はさっき言った通りプライヤーもフィッシュグリップも無く、
魚置く所もドロドロなので画像はイマイチです。。
暴れて泥が目の中に入って最悪なことになりましたし…
で、時合いに入ってるみたいで、また流心付近を流してくるとヒット。
さっきとほぼ同じくらいのサイズですが、かなり見づらいですね
砂地のところまで持っていこうとすると、戻ってくる間に時合いが終わってる恐れがあるので…
色々ルアー使ってますが、下げの時合いでクロス~ダウンへのドリフトで使うのに、
ドシャロー&流れの緩い河川では、やっぱこのスイッチヒッター105Sは強いですね。
いつも狙い方とかも一応書いてるつもりですが、
一度機会があればルアーだけの記事で別で書いてみようかな、需要あるのか判りませんが
最初に下流側と遠投先で2本取れましたが、
この日本当に狙いたかった所はアップ~自分の立っているすぐ前の流心に入る前のどシャロー。
でも、殆ど水深が無く流れも流心ではないので、
一番流れが出るタイミングでも殆ど無い所。
ここをアップから超デッドスローで攻めるには、さすがにスイッチヒッターでも不可能。
フローティングミノーでも、ここまで流れが無いとグリグリ巻かないとダメだし、
デッドスローで流そうと思っても水を咬まずに水面を滑ってくるだけになる。
こういう場合にどうするか…自分はサスペンドチューンしたルアーを使います。
こうすることで殆ど流れの無い所でも巻かずにレンジを入れて漂わせることができます。
ただ、どんなフローティングルアーでもサスペンドチューンして上手くいくか、
というと違ってアップからのわずかな水流でも動いてくれるルアーじゃないとダメ。
選んだのがTKLMの9、このルアーは元々重量を増やしたサスペンドモデルも存在するので、
板錘を張ってもレスポンスが悪くならないんですよね。
で、ここまでのどシャローの流れの殆ど出ない所で喰ってくるか半信半疑でしたが、
アップから自分の前7、8mのところまで来てU字書き始める、ってところでドンっと喰った
70あるなしくらいで、もうアフターからかなり回復してる感じ。
イメージ通りに釣れた一本は最高に気持ちいい
板錘が目立たないように、修正液を塗ってあります。
しかし、これだけの至近距離…前回みたいに満月だと釣れなかっただろうなと。
なるべく気配を消してライトも殆ど点けずに釣りしてますけどね。
この後潮止まり前に、少し下流側に移動して、
またスイッチヒッターに戻して流してくると、コンコンッとつつく様なバイトでヒット。
これも70弱くらいでなかなかパワフルな魚でした。
もう完全にヒル落としも終わって回復してる魚ばかりですね~今回は。
潮止まりにラビット90で手前側を流してバイトがあったものの乗らず、
サイズを狙える上げに期待して小休憩。
迷ったもののここで新たに入手したルアーに期待して、シャロー側へ移動。
膝下のレンジを攻めるにあたって、カゲロウ以外のバリエーションを増やそうと思って。
(色々あるんですが飛距離がイマイチだったり、使ってみると潜り過ぎたりってのが多い)
カラーが良いですよね~アイマは。
ボディはゴースト系で透けるけどホロが入ってて、腹側は白なので、
どクリアに抵抗がある人(自分もそうですが)でも使いやすいカラーだなと思います。
これ、実は釣果投稿サイトで溜めたポイント交換でゲットしたルアーなんですよね。
普段から在庫が無いものばっかりですが、クリア系は人気が無いせいか運よくゲットできました。
アイボーンは118が欲しかったんですが、取り扱いが無いので仕方なく98に。
でも98も飛行姿勢が良くて気持ちよく飛んでくれました。
(このルアーもアリエクでそっくりなのが売ってたんで買ってみよかな笑)
まだ上げの潮が効きだす前、じわじわ水深だけが上がってくる段階で、
前回の教訓を生かして今回もあまり入らず手前を早い段階から攻める作戦で、
手前10mも無い所でそろそろ回収しようかなと言うところでヒット
ハーモニカフッキングで、プライヤーが無いので外すのに苦労しました
この後期待した上げはなかなか反応なく、結局最後カゲロウ投げて、
前回と同様上がりの時間に設定したアラームが鳴った後も粘って投げてると、
ツンッと当たったんですがショートバイトで乗らず、
当たった瞬間に水面でバシャっと首振ったのが見えました…
たぶんタイミング的にも前回みたいに良型だったろうなぁと悔しい思いをして終了
ここ最近では1本2本とかで、なかなか数は釣れなかったので、
作戦変更が当たって良かったですけどね…最後獲りたかった。
水温が上がってボラが居てたのと闇夜だったことも釣れた要因かなと思いますが、
シーバスの口の中は甲殻類を食ってるっぽいんですよね。
動きの鈍い大きなモクズガニが居るんですけど、あれ喰えるのかな…
とりあえずこの潮周りもう一回、今度は忘れ物せずに行ってこようと思います。
タグ :シーバス
Posted by 竹 at 19:00│Comments(0)
│釣行記