2023年10月03日
ベイトシーバス初釣行&タックルに関して
涼しくなっていよいよ秋の釣りハイシーズンを迎えようとしてますが、
この秋の一つの目標としては、新たに導入したベイトタックルでシーバスを釣る事。
で、まだ水温的にもあまり下がってないし、まだ早いかな~と思いつつも、
潮汐を見ると河川に入って釣り出来そうなので、
ベイトシーバスデビュー戦に行ってきました。
デビュー戦とは言ったものの、
今回は釣果云々よりも殆ど初めて使う新しいタックルに慣れることと、
今年は台風でまとまった雨が降ったので地形がどうなってるかを確認するのが第一目的。
そのタックルですが、
前回の記事で書いてたダイワのラテオ93MBと20HRFPEスペシャルに、
スプールは16LB100m巻けるSLPの19タトゥーラ用ナロースプールを付けて、
ラインはヤマトヨのレジンシェラー2号を150mに、
同じくヤマトヨのレジストナイロン25LBを5ヒロのロングリーダーにして使ってみました。
純正スプールの方にはだいぶ昔に買って置いてあった、
パワープロの2.26号を巻いてありますが、
今回は初めて使うラインを試してみたかったので。
SLPの19タトゥーラ用ナロースプールもリールの色と同じ赤で違和感はないですね。
ラインはぴったり巻けましたが、
純正スプールもPE2号150mで同じ糸巻き量だと思ったんですが、
ピットブル4を150m巻こうと思ったけど全然巻けなかったんですよね…
これはピットブルの4本が若干太いってのもあるかと思うんですけど、
(8本縒りだと巻けたかも)
スプールがナイロン16LB100m表記とPE2号150m表記だと、
微妙にPE2号150m表記のスプールの方が糸巻き量が少ないみたい。
実際シマノのリール糸巻き量計測サイトで入力してみると、
PE2号150mだとナイロン16LB93mしか巻けないってなってるし
レジンシェラーは初めて使いましたが、
さすがにベイトリール使用者の支持が多いだけあって、
コーティングがかなりしっかりしてハリが強く扱いやすかったです。
逆にガイドノイズというか、巻いてる時のゴリゴリいう感じが伝わってくる感じはありますが、
4本縒りだとある程度は仕方ないところかなと。
ロングリーダーに関しては、
これまでロックフィッシュで大体2ヒロ半くらいまでならやってて問題なかったんですが、
5ヒロ取ると当然キャスティング時もスプール内に何週か巻くことになります。
純粋にバックラッシュ軽減&高切れの防止の目的で導入した訳ですが、
リーダーの消費も多くなるので、100m巻きのレジストナイロンをリーダーに使ってみることに。
バルク用のナイロンでも問題ないのかも知れませんけど、
さすがに使い切るのに長期間掛かると思うしその間劣化しそうなので。
レジストナイロンはフロロほどじゃないけど低伸度で耐摩耗性能が良いみたいなので、
リーダー用に使うには良いんじゃないかと思って。
で、実釣してきましたが、
釣果の方はというと、まぁ予想通り坊主でした
ボラは大量に居るけど、シーバスの気配は殆ど感じられず…
やっぱりまだちょっと早い感じですかね。
それと、今回の潮位だと狙い所が絞れませんでした。
地形の方は上流から砂が流されてきたおかげで、
アフターの頃に比べると泥濘地獄ってほど足が埋まることが無かったのは良かったですが、
まだもうちょっと潮位が下がらないと判らないですね。
帰る前にやってたところがアフターの頃よりかなり浅くなってたので、
予定より粘ってやってたんですが、帰る途中で深くなってたのでちょっとだけ焦りました
で、初めてのベイトシーバスタックルでやってみた感じとしては…
懸念したライントラブルに関しては殆ど問題なくやれました。
ロッドに関しては結構硬めで扱いにくいかなと思いましたが、
レギュラーテーパーでさすがにシーバス用ということもあり、
今回15g以下は投げませんでしたが、ウェイトが乗せやすくて投げやすい感じでした。
(20g~30g台が一番ベストなところ)
ただ、レギュラーテーパーのせいなのか判りませんが、
ロッドの反発が思ったより無いような感じがしました。
まぁロックフィッシュで使ってるHRFがかなりハリが強いので、
そう感じたのかも知れません。
9.3Fっていう長いベイトロッドを使うことも初めてでしたが、
ウェイトはそんなに重くないけどバランス的に先重りになるので、
普段8Fまでのロッドを使ってる時は2フィンガーでリールを持っていますが、
このロッドだと3フィンガーで持って重心を後ろに下げないと腕が疲れますね。
グリップエンドとかにウェイト入れたりすれば先重り感は無くなるんでしょうけど。
リールの方に関しては、マグフォースZの34㎜スプールですが、
キャスト中のバックラッシュに関しては、HRFPE純正のスプール同様、
ブレーキ設定を8~10にしておけばほぼ問題なかったんですが、
遠投&夜ってことで着水点が見えないので、
着水前後のサミングの感覚がSVや固定マグのリールに比べると難しいかな~と。
ある程度勘に頼らないといけないんですが、
そろそろ落ちるかなってところでサミングしてコントロールするのはちょっと気を使いますかね。
ナマズ釣行では夜でもケミホタル付けてるんでサミングのタイミングも判りやすいですが、
シーバスだとそういう訳にはいかないんで
急な風や着水サミングが遅れることのバックラッシュ対策としては、
やはりメカニカルブレーキをゼロポジションから少しだけ締めてやるのが良さそうです。
ロングリーダーに関しては、
欲を出してブレーキを緩めて力んでキャストした際に起こったカックンバックラでも、
高切れしなかったんで効果はあったと思いますが、
キャスト時スプール内で結構バチバチっと音が鳴ったり、
ラインが叩いて干渉してる感じが大きいのが気になりました。
スプールに巻き込まないくらいで高切れしなかったらそれが一番良いんでしょうけど…
高切れだけは避けたいですしね~もっと長くするとどうなのか、
今後も検証が必要かなという感じ。
肝心なスピニングとの飛距離の差に関してですが、
軽いものに関しては結構違ってくると思いますが、
重いルアー(20g以上)だと、そこまで大差ないような
30g以上だとロッドのせいもあると思いますが、
(ウェイト上限&ベストウェイトの違い)
スピニングと同等くらいに飛んでるような感じはしました。
(ヨーズリのトップノックペンシル125、メガバスのカゲロウ155Fなど)
まぁやってみて全然飛ばんしこりゃアカンわ、とは感じませんでしたね。
スプール径が36㎜とか38㎜のリールだともっと飛ぶんやろなぁと思います。
ベイトタックルでの飛距離は個人のキャスト能力や、
リールの性能などでスピニングの場合よりも飛距離が個人差でだいぶ違ってくるんで、
一概には言えない部分が大きいんですがね。
ぶっちゃけベイトシーバスは釣りの難易度をわざわざ上げるだけだとは思いますが、
難しくなるほどに面白いってのもまた事実。
極論餌釣りじゃなくてわざわざルアーで釣るのと同じと言えば同じですかね。
まぁスピニングは圧倒的に楽だし今後も使うとは思いますけど。
潮汐的に次はまたもう少し先になりそうな感じですが、
早くこのタックルで一匹釣れればなと思います。