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2015年01月31日

09ツインパMG マグナムライトローター装着へ その01

寒さの厳しいこの時期、なかなか釣り物も少なく、

釣りに行く機会も少なくなりがち...

タックルのメンテをやったり、という人も多いかと思います。

メーカーのオーバーホールのキャンペーンなんかもこの時期にやってることが多いですよね。

ということで、今回は以前から使っている09ツインパワーMGをメンテ...

というかちょっと弄ってみようかと思います。




意外とこのブログでアクセスの多いネタが、リールの改造に関するもの。

以前はその手の情報が手に入るサイトがあったんですけど、

現在は◯ちゃんねるくらいしか情報を得ることが難しいというのが現状なんで、

みんなこういう改造ネタなんかの情報をググってる人が多いんでしょうね。

まぁ自分もその一人ですけどベー


で、今回は09ツインパワーMG C3000のCI4ローターをマグナムライトローターに変えちゃいます。

スプールをAR-Cの「ライトスプール」をいつも使っているので(ノーマルのものはやや重い)

CI4ローターでノーマルギヤの状態だと、回転レスポンスは重くはありません。

ただ、不満だったのはローターがちょっと軟いこと..


なんでそういうことを言えるのか、という話なんですが...

このリールを購入してPEラインを巻く際に、

それまでと同様にテンションをキツ目にして巻いてたんですが、

そうすると、どうしてもスプールの上下に凹みが目立ってたのでおかしいな、と思ってたんです。


その状態でキャストしてみると、「バチバチッ」っというもの凄い音がなってライントラブル...

何度も繰り返すので、ラインの放出が明らかにおかしいと思ったものの、

原因が判らずメーカーへ出してみても「異常なし」、

挙句ライン巻く時のテンション弱いんちゃいまっか?と言われる始末がーん

2回診てもらいましたが...以下のとおり
09ツインパMG マグナムライトローター装着へ その01

実際にキャストしてみればすぐにおかしいのは判るのに、
(ちゃんと出す時に色々書いたんですけどねぇ...)

それをやらずにリールだけ見て判断してるってのが丸わかりぶーん

まぁ自分的にメーカーのアフターはアテにしちゃダメってのはダイワもシマノも一緒です。。

ダイワも10セルテートの時にローターのガタありでアフターに出したら、

全く治らず巻き心地ゴリゴリにされて返って来たことがあった
りで、凝りてますから汗

因みに自分がシマノのリールを主に使う最大の理由は、

ほぼ全てのパーツを注文できる、この1点に尽きるかと...

すなわちリールを互換性のあるパーツで改造したり自分で治して長く使うことができる、という点。。

自分は出してみたことないですが、プロに診てもらいたい、

って人はこういう所とかこんな所に出すのも良いんじゃないかと。

頼めば純正のものより良いケミカル類やベアリング使って巻き心地は良くしてくれるでしょうから。

因みに別にダイワのリールが嫌いなわけじゃないですよ。

13セルテートとかメンテ楽そうだし...結構惹かれますけどねキョロキョロ




話がそれましたが、このスプール上下でのラインの落ち込み、凹み、

それに伴うライントラブルは何故なのか?

暫く結論が出ずに使用を控えていましたが、強度的に軟らかいというのに気づいたのが、

10ステラを購入して通常通りテンションをきつく巻いても、

全くスプール上下でラインが落ち込まなかったことでした。

ステラのローター(自分のは4000ボディの3000HG)はアルミでできていてかなり頑丈なんですよね。

で、もしかしてと思って、

試しにラインを巻く時にテンションを今までよりもかなり弱め、

バックラッシュしないか?と不安になるくらいに緩く巻いてみると...

凹みはかなりましになり、トラブルは起こらなくなりましたびっくり!

結局テンションをきつく掛けて巻くと、どうもローターがたわむせいで、

スプール上下に綺麗に巻けない現象が起こり、トラブルが頻発していたと理解しました。
(PE06とか細糸は特に)

最初はストロークが足りないのか?不良品か?と疑ったりしてましたが、

まさかこんな事とは...


思うに08、09、11ツインパのローターの形状が、

ベールを固定する部分が内側と外側にあるという点に原因があり、

09だけCI4で樹脂だけのものより強度が劣るためにこの問題が起こるのかなと。。

ベールを内側から固定する側の厚さが薄いんですよね...それに加えてCI4という素材...

同じCI4でも自分の持っている06バイオに09レアニウムのローターを付けたものは、

ベール固定部分が両サイド外側からで、ラインの凹みもあまり気にならないんですよね。。


07ステラで採用されたこのローター形状は、

最初ステラを作った際に金属製だったから、何も問題なかったんでしょうね。

で、メーカーも後々色々と気付いたのか、

現在はベールを両サイド、ローター外側から固定するものだけになりましたね。

まぁこれらはあくまで自分の予想に過ぎませんが、

自分のリールのローターがたまたまハズレで強度的に軟かっただけ&テンションをきつく巻きすぎていた、

っていう可能性も多少ありますけどね。。



で、ライントラブルが無くなってからは実釣で特に問題なく快適に使用できていましたが、
(巻き心地、ギヤの噛み具合等の精度は非常に満足しています)

経年でベールの内側固定するサイドが削れてきたり、
(これも内側固定をメーカーがやめた理由の一つかな)
09ツインパMG マグナムライトローター装着へ その01

アームカムを固定するネジが緩くなってネジ穴が広がってきたり…
(これもローターが軟らかいから、と言える原因の一つかも)

ただこれは100均のアクリルパウダーとリキッドを使ってネジ穴を作って復活出来ましたけどね汗

この埋め込み動画と同じことをやりました


でもその際ちょっとミスって底部分で固まっちゃったみたいで、上の画像の矢印で判るように、

ネジを締め込んでいると、アームカム反対側の部分がボコっと浮き出てしまいましたガ-ン
(まぁ使用には問題無しでしたが汗

あとはテトラなんかで落っことしたりして傷が結構付いてたりっていうのもあったので、

マグナムライトローター付けれるなら付けてみようと思い立ちました。


ここまでタラタラとローター交換に至る経緯を書いているうちに長くなってきたので、

ローター装着の過程や気付いたことは次回に分けて書きますガイコツ

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タグ :リール改造

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