てぃーだブログ › 徒然なる釣りの日々 › 自作 › 温故知新、沖縄伝統餌木

2009年10月31日

温故知新、沖縄伝統餌木

こんにちは。

今日から天気がイマイチ良く無いみたいですね。
明日は雨の予報が出てます...。

ってことで、昨晩も行ってきました。

が...海は沈黙がーん

温故知新、沖縄伝統餌木

辛うじてハンバーグサイズ1杯汗

昨日同様横風で厳しい状況でしたが、潮は良いので期待したんですが...。


理由は簡単でした。


ポイントにダイレクトに漁師の網が200mくらい入れられてますガ-ン

これではどうしようもありませんね...早々に切り上げてきました。
今後も入れられたら、このポイントはもう終わりだなうわーん


それから仕事帰りの仲間と立ち話青しまぞおり

このたび仲間の師匠製作のエギをお借りしましたので、ご紹介します。

温故知新、沖縄伝統餌木

温故知新、沖縄伝統餌木

温故知新、沖縄伝統餌木

温故知新、沖縄伝統餌木

温故知新、沖縄伝統餌木

3キロアップを初めとして、歴戦の傷跡が勲章として刻まれていますびっくり!
いったい何杯釣ったんだろう...。

それにしても、美しいですねキラキラ 

このようにボロボロになっても味や風格があるのは、塗りのエギならでは。
まだまだ修復して使うことも可能ですが、殿堂入りになったみたいです(笑)
4号エギで33g ヒバ材を使用して作られています。


言って良いのか分かりませんけど、
仲間の師匠はかつて存在した沖縄伝統曳きエギ界では知らない人は居ない伝説の餌木工房、
宜野湾クイ一番という工房のエギ製作にも関わった事がある方だそうです。
沖縄烏賊釣り天国のイカ爺さんと極めて近い関係にありそうですね。


今回お借りしたのは、「ちゃんとした」曳き餌木を参考にして餌木を作ってみようと思ったから。
今まで餌木作りに関しては全くの独学でやってきて、
そのおかげで今の、曳きとエギングを融合した釣り方のスタイルや餌木を作ることが出来たんですが、
ある程度形を作る技術が身についてきたんで、改めて参考にしてみようと思ったんです。

餌木の形は基本的に自由だと言われますが(作者によって考え方が違うので)、
やはり釣れる餌木と釣れない餌木には何かしらの違いがあります(特に曳き餌木の場合)。
その秘密を探ろうかと(笑)

ほんと餌木の文化って民俗学的に見ても興味深いですね。


にほんブログ村 釣りブログ エギングへにほんブログ村 釣りブログ 沖縄釣行記へ








同じカテゴリー(自作)の記事

Posted by 竹 at 11:07│Comments(15)自作
この記事へのコメント
宜野湾くい一番・・知ってます♪
 TAKEさんが言われるようにエギの形は自由のようですね。
ただし、製作者によってコンセプトが異なる・・・(DEEP)
 今度TAKEさんにまさに殿堂入りのモンノスゴイエギ差し上げます♪
これを某船具店店主(RDさん79歳:昔はタンカーの技術者)さんから
頂いたときは、あまりの衝撃とキュートさにエギの概念破壊をされた
記憶があります。是非飾っていただきたいです♪
 今まで、どうしても遊漁業を始める準備として多様なGAMEをして
きましたが、エギングに関して言えば長年のDATA蓄積検証に
勝るものはないと確信しております。波浪でキャンセルになった
以前お誘いしたDEEP-POINTではどう考えても理解できない
ドツボ(スランプ)にはまりました。烏賊のへい死率・水温・塩分濃度。
明らかに生存困難な条件下に時期外れの新子もおりましたし、
単純に今乗れば2kgなはず。日中の月の位置や潮など、今後も
海神様に鍛えられ精進してまいります。今週平日波浪が無ければ、
MY-POINT検証してまいります。
 
Posted by 【H】です(^^)♪ at 2009年10月31日 17:04
<【H】さん

餌木の形は製作者の拘りが出て面白いですよね~、
どこまでが本当なのか?実績だけが証明できますね。
殿堂入りの餌木、楽しみです。

おっしゃるとおりエギングはデータが最重要ですね。どこまで突き詰めていけるのか、自然相手ですので探求に終わりはないかもしれませんが、限りなく精度を高めていくことは出来るはずだと思います。

DEEPポイントは謎が多そうですね。
沖縄では1年中産卵している、という仮説が正しければ、
時期外れな新子、これが生き残った場合に冬から春にモンスターになるんでしょうね。僕が5月に釣った1キロ後半の烏賊やその頃見た新子は、今は死んでしまったか、もしかしたら生き残って4キロアップにまで成長しているか...興味深いですね。現時点でのDEEPポイントがどのような状況なのかは凄く気になるところです。でも、数的にはやはり少なそうですね、やはり本命は4月以降でしょうかね。検証楽しみにしていますよ(^-^)/
Posted by 竹 at 2009年10月31日 23:01
こんにちは。

手堅く釣ってますねえ。

写真のエギきれいなテーパーラインで
削られてますね。非常に美しいです。
百戦錬磨の殿堂入りにふさわしい
エギですねえ。
沖縄では、数えるほどしかイカを釣ったことが
ないので
また教えてくださいね。
Posted by tagozaku at 2009年11月01日 01:44
宜野湾クイ一番、店舗が宜野湾にあったころ買いに行ったのを思い出します。懐かしい。

アオリイカ、僕が持っている「イカ・タコ ガイドブック」(発行 株式会社ティビーエス・ブリタニカ)には「沖縄では10~12月をのぞき周年産卵が見られる」との記述がありますね。ちなみに「アオリイカは3種類いる?(白いか・赤いか・くぁいか)」という記述もありますよ。
Posted by taman at 2009年11月01日 03:32
釣れる餌木と釣れない餌木には何かしらの違いがあります(特に曳き餌木の場合)。
めちゃくちゃ気になります^m^

殿堂エギは竹さんが作るやつより太くて丸い感じがしますね^n^
手作りエギは深いっすね~。
Posted by としきとしき at 2009年11月01日 14:53
<tagozakuさん

今回は撃沈でした...網が入ってなけりゃ前日のパターンで釣れた筈なんですけどね。

この餌木は職人が作ったものだから、やっぱり出来が違いますね~。
早速真似して作ってみようと思ってます(笑)

烏賊釣りに関してなら、少しはお教えできるかもしれませんので、
今度お会いしたときにでも(^^


<tamanさん

僕は烏賊釣り始めたのも2年位前からなので、クイ一番のことは話に聞いたことがあるくらいなんですよね。

お持ちの「イカ・タコ ガイドブック」見てみたいです。
今になって昔の釣り方に関して書かれた本や資料を見てみると、凄く面白い発見があったりするので。

10月から12月なら充分キロアップも居るし、抱卵しているメス烏賊を何度も釣っているので、やはりほぼ周年に渡って産卵しているのかもしれませんね。統計的に見て少ないかもしれませんが。。

アオリ烏賊は沖縄では3種類居るみたいですね。
LUMICAのページに3種類のイカについて詳しく書かれてます。
http://www.q.turi.ne.jp/ika/
Posted by at 2009年11月01日 15:01
<としきさん

曳きの場合エギングと違って派手なアクションを付けて抱かせるわけではないので、よりフォルムを追求する傾向にあるようです。

殿堂餌木はヒバという重めの材で作られているので、太さを出してやらないと浮力が稼げないんですよね。それに加えて作者の拘りでこの太さにしているんでしょう。

僕の場合は「曳きとエギングを兼用できるハイブリッドな餌木」をコンセプトに作っているので、あまり重くて太いとエギングロッドで扱うには少々しんどいですし、軽くて太いと空気抵抗で飛ばないですから、その辺の折り合いを上手く付けていこうと考えています。

と言っても今まではあまり考えて作ってなかったんで、ようやくまともに考えて作ろうとしてる段階ですけど(笑)

餌木作りをやりだして烏賊釣りがますます面白くなりましたよ、本当に深いです。
Posted by at 2009年11月01日 15:18
良いケツしてますね~!
最後の画像なんかは凄く興味深いです!!

最後から2番目の前からの画像も背中の曲面がイイですね~。特に目のすぐ後ろ辺りから盛り上がっていくところまでの断面曲線が良い感じで水をかんでくれそうやしエギも安定しそう!

それにしてもこのエギの傷跡を見ると何か深い物を感じますね!上手く言葉で表現できませんが^_^;

色々な面で良い物を見させて頂きました!(^^)!
Posted by エギ壱 at 2009年11月02日 00:57
<エギ壱さん

さすがエギ壱さん、目の付け所が違う!(笑)
撮り忘れましたが、腹側カンナ部分から見るとかなりフラットに近いカーブで浮力を稼ぐような感じになってます。

実際に見てみると、ほんとキズだらけで年季が入ってますよ。
存在感に圧倒されます(驚)
Posted by at 2009年11月02日 09:54
おはようございます。

順調にエギ職人への道を行ってますね。

手作りエギは2つと同じものが無いから、アタリエギが根がかりすると潜ってまで外してくるくらい大事にされるようですね。

目指せ自作で3kgUP!
Posted by カンナ at 2009年11月02日 10:12
<カンナさん

職人ですか...まだまだ程遠いですね。

そうですね~潜ってまで回収するってのは気持ち的に凄く分かります。
僕も爆釣餌木が出来たら潜ってまで回収するかも知れません(汗)

目標目指して頑張ります(^~^)/
Posted by at 2009年11月02日 15:18
宜野湾クイ一番さんは、もう作っていないのですか?時々聞く御店なので気になります。
Posted by tomo at 2009年11月03日 22:23
<tomoさん

クイ一番はもう無いみたいですよ。
探してる人は探してるとか...自分が以前糸満の白銀釣具という店に寄ったとき、クイ一番エギが数種類置いてあったと思います。
値段は普通の市販エギに比べて高かった記憶があります...。
Posted by at 2009年11月03日 22:42
最初に宜野湾クイ一番を作った方を
知りませんか?知ってる方がいましたら
教えてくださいね!
Posted by 又吉真三 at 2014年09月11日 15:51
<又吉真三さん

申し訳ありませんが、自分もクイ一番のことは、
話でそういう店があった、ということ位しか存じません。。
現在は大阪在住で烏賊釣り自体から遠ざかっております。

でも、又吉真三さんが沖縄在住の方なのであれば、
釣具店などで聞けば分かるかもしれませんよ。

自分も曳きエギ製作でアドバイス頂いた、
同じ宜野湾にあるシーメイトの店長さんとか。。
昔からある個人で経営している釣具屋の人なんかは知ってるかも・・・です。
すいません、お力になれなくて(^^;
Posted by 竹 at 2014年09月12日 00:15
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。